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マーベルの悪役“アッセンブル”。「サンダーボルツ*」新予告
2024年11月11日 13:30
2025年GWに劇場公開されるマーベル映画「サンダーボルツ*」の最新予告が公開された。冒頭から、彼らの一筋縄ではいかないチームアップの様子が窺える映像となっている。
今作では、マーベルのヒーローたちに抗う魅力的なヴィラン(悪役)たちのなかでも、“訳あり超クセ者”の6人が「サンダーボルツ*」というチームとして集結を果たす。
メンバーは、ブラック・ウィドウ(ナターシャ・ロマノフ)の妹で、かつてロシアのスパイ組織で洗脳を受け、高い戦闘能力を誇る暗殺者だったエレーナ、ナターシャとエレーナの父で、キャプテン・アメリカを宿敵としてライバル視していた、ロシアが生んだスーパーソルジャー、レッド・ガーディアン/アレクセイ、キャプテン・アメリカの幼馴染で、かつて悪の組織による洗脳・肉体改造が施され、暗殺者としてキャプテン・アメリカに立ちはだかったウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ、陸軍での活躍を買われ2代目キャプテン・アメリカに任命されるも、世間からのプレッシャーに追い詰められ任務中に失態をおかし、その肩書と権限をはく奪されたUSエージェント/ジョン・ウォーカー。
さらに驚異の身体能力とコピー能力を持ち、キャプテン・アメリカなどアベンジャーズ達の技も使いこなす暗殺者として、ナターシャやアレクセイらに立ちはだかったタスクマスター/アントニア・ドレイコフ、幼いころ不慮の事故に見舞われ、あらゆる物体をすり抜ける“幽霊”のような特殊な身体となってしまったゴースト/エイヴァと、全員過去に悪事を犯したことのある“ならずもの”だらけ。これらアベンジャーズにも劣らない超個性派揃いの面々が、新たなバトルの幕を開ける――。
最新予告は、謎の敵に追われているエレーナ、ジョン・ウォーカー、レッド・ガーディアン、ゴーストの4人の様子からスタート。反撃を試みるものの、全く足並み揃わず既に“しっちゃかめっちゃか”の状態……。そこへ救世主の如く現れたのは、エレーナらと同じく、一度はヒーローと対立したことのあるバッキー・バーンズ。いとも簡単に敵を撃退したかと思いきや、突如エレーナらにも銃口を向け、早くも抗争を予感させる。
だが次の瞬間、シーンは変わり、なぜかバッキーもエレーナらと肩を並べ、謎の多きCIA長官ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌのもとへ。そこは過去にアベンジャーズの戦いの舞台となった“あのビル”だった……。事あるごとに憎まれ口をたたき合い、互いに武器を突きつけ合ってしまうほど、一見相性最悪の彼ら。かつて悪事に手を染めた“ならずもの”たちが、今回「サンダーボルツ*」として結集した目的とは、そして謎の人物ボブの正体は一体――。
映像では、軍事工作や殺人など、過去に犯した悪事に縛られ、それぞれの心に闇を抱えるヴィランたちの葛藤も垣間見える。彼らは果たして、過去の自分と決別し、変わることができるのか?
終盤では、その問いをエレーナに投げかけ、身を挺してメンバーたちを庇う頼もしきバッキーの姿が映し出され、彼を筆頭に、ちぐはぐだった彼らが団結し戦いに挑んでいくことも予感させる。