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シグマ新ミラーレス「Sigma BF」展示。LUMIX「GH7」で“79時間耐久Rec”

Sigma BF

カメラと写真映像の展示イベント「CP+ 2025」が開幕。神奈川・パシフィコ横浜とWebサイト上にて、3月2日まで実施される。入場無料で事前登録制。

シグマ

シグマブースでは、24日に発表された新ミラーレスカメラ「Sigma BF」を展示。6K撮影にも対応したフルサイズ機で、Lマウントを採用。継ぎ目のないユニボディが特徴となっており、参加者の注目を集めている。

有効画素数約2,460万画素のフルサイズ裏面照射型CMOSセンサーを搭載。最大6K/29.97fpsやL-Log形式での動画撮影が可能。

操作系がシャッターボタン、電源ボタン、ダイヤルと背面の3つのボタンに集約されているのも特徴。230GBの内部ストレージ搭載で、SDカードなどの記録メディアは非対応。側面にはUSB-C端子×1系統のみ備えている。

また同日発表された、望遠ズームレンズ「300-600mm F4 DG OS|Sports」と、APS-C用の高倍率ズームレンズ「16-300mm F3.5-6.7 DC OS | Contemporary」の実機に触れることもできる。

300-600mm F4 DG OS|Sports
16-300mm F3.5-6.7 DC OS | Contemporary

パナソニック

S1R II

パナソニック(LUMIX)ブースでは、26日に発表された「S1R II」にいち早く触れることができるほか、動画向けの機能や新アプリ「LUMIX Flow」の機能紹介などを行なうスペースを設置している。

レンズの光学ズームとクロップズームを組み合わせたハイブリッドズームの体験コーナーでは、有効4,430万画素により、4.1倍まで拡大できるようになったS1R IIと「S 28-200mm F4-7.1 MACRO O.I.S」を使用した最大約800mmのズームを体験できる。

絵コンテから撮影、編集前のファイル整理までをサポートする新スマホアプリ「LUMIX Flow」も紹介されており、実際に触れることができる。LUMIXと接続すると、タッチ操作対応外部モニターとして機能するだけでなく、制作した絵コンテを選択して撮影することで、コンテ毎に録画データの割り振りや「OK」「KEEP」「NG」の事前振り分けが可能。PCへ転送する際には、xmlファイルの作成が可能で、Premiere Proなどの映像編集ソフトに読み込むことで、コンテ毎のOK、KEEP、NGカットにファイル分けされた状態で素材を確認できるようになる。

LUMIX Flowの使用例。絵コンテを作成
LUMIXと接続して作成
カット毎にOK、KEEP、NGの割り振りができる
XMLファイルを書き出し
PCで読み込んだところ
Premiere Proで開くと、自動でフォルダ管理されている状態に

また、GH7による開催期間中の79時間継続録画チャレンジ「79時間耐久Rec」も行なわれており、実機の映像はYouTubeにてライブ配信されている。

GH7
【CP+2025】79時間耐久Rec

ニコン

KOMODO-X Z Mount

ニコンの動画体験スペースには、REDのZマウント対応シネマカメラ「V-RAPTOR [X] Z Mount」と「KOMODO-X Z Mount」が初展示。

KOMODO-Xにはパワーズーム対応レンズ「Z 28-135mm f/4 PZ」、そしてV-RAPTOR [X]には単焦点レンズ「Z 85mm f/1.2 S」の組み合わせで展示されている。

KOMODO-X Z Mount
V-RAPTOR [X] Z Mount

なお、Zマウントの両機種はRAIDのブースでも展示されている。

RAIDブースの様子