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ソニー、SACDも再生できる小型UHD BDプレーヤー。約5.2万円
2025年3月4日 15:19
ソニーは、SACDも再生できるUHD BDプレーヤー「UBP-X700/K」と、1秒以下の高速起動に対応したBDプレーヤー「BDP-S1700/K」を5月17日より発売する。価格はオープンで、直販価格はX700/Kが51,700円、S1700/Kが22,000円。
UHD BDプレーヤー「UBP-X700/K」
2018年6月に発売した「UBP-X700」の後継機。X700と同様、4K Ultra HD Blu-ray(UHD BD)やBD、ブルーレイ3D、CD/DVD、SACDといった様々なディスクが再生できるプレシジョンドライブHDのほか、音声専用HDMI出力端子を搭載する。Dolby Vision、ハイレゾ音源再生にも対応。
X700との違いは、ネットワーク機能の有無。新モデルでは、YouTubeやPrime Video、Netflixなどの動画配信サービスが再生できない。またSpotify Connectも非対応となった。
通常のBDソフトを4K相当に処理する4Kアップコンバート機能を搭載。HDR非対応の4KテレビでもHDRコンテンツの階調や色彩が楽しめるというソニー・ピクチャーズ エンタテインメント監修のHDR→SDR変換機能も備える。
ほかにも、エメラルドグリーンのような海などの中間色も自然で豊かな色階調で再現する「トリルミナスカラー」や、24p映像をそのまま出力する「24p True Cinema」などの映像機能を搭載。
サウンドでは、SACD再生に加え、ハイレゾフォーマットの再生もサポート。192kHz/24bitまでのFLAC/WAV/PCM/AIFF/ALAC、11.2MHzまでのDSD(DST除くDSDIFF/DSF)、AAC、MP3音源が再生できる。圧縮音声をより高音質で楽しめるデジタルミュージックエンハンサーも搭載する。
HDMI出力は2系統で、ビデオとオーディオ信号を分離して出力可能。同軸デジタル音声出力も装備する。消費電力は15W(待機時0.35W)。外形寸法は320×217×45mm(幅×奥行き×高さ)、重量は1.4kg。
BDプレーヤー「BDP-S1700/K」
2015年6月に発売した「BDP-S1500」の後継機。横幅わずか23cmのコンパクトなボディと、電源OFF状態から1秒以下で高速起動できる高速起動モードを搭載したシンプルなBD再生機。YouTubeやNetflixなどの動画配信サービスは対応していない。
DVDも高画質化してくれるプレシジョンシネマHDアップスケールに加え、映画BDの24p出力やDolby/dts音声のビットストリーム出力、デコード出力に対応する。
BD、DVD、CDの再生をサポート。ブルーレイ3DやSACDは再生できない。
出力端子はHDMIを1系統と、同軸デジタル音声を1系統装備。消費電力は8.8W(待機時0.2W)。外形寸法は230×194×39mm(幅×奥行き×高さ)、重量は0.8kg。