ニュース

スピーカー音の反響を抑え臨場感味わう「オーディオルームパネル」クラファン開始

「オーディオルームパネル3連セット」グリーン

オフィス家具の製造・販売を行なっている林製作所は、Makuakeにおいて「オーディオルームパネル 3連セット/4連セット(GP-03/GP-04)」のクラウドファンディングを開始した。一般販売予定価格は39,600円~だが、先行販売では15% OFFの超早割などのプランを用意している。目標金額は140万円で、プロジェクトの期間は5月30日まで。製品の発送は8月下旬の予定。

4連セット

同社は2023年にオフィスの防音向けに「吸音タイプ ZIPLINKパーティション 7連結セット」を発売。今年1月には「吸音パーティション 3連キャスター付き」を発売、ラインナップを拡充しているが、音楽ファンの企画開発担当者が「スピーカーを囲むように設置すれば、音の反響を軽減できるのではないか?」との仮説を基に検証。

その結果、素材の選定と実験、専門機関での吸音と遮音性能試験を経て製品化したのがオーディオルームパネル 3連セット/4連セットとなる。目標金額を達成した場合は、一般発売を予定している。

オーディオルームパネルの特徴は、特性の異なる2種類の吸音・遮音パネルを採用している事。設置すると、迫力のある低音と中音域の豊かな響きを体感できるという。

広げて置くだけの簡単設置で、使わない時はコンパクトにたたんで収納可能。インテリアに合わせて、カラーはグリーン、グレージュ、ブラウンの3色展開。クロス(張り布)は洗濯機(ネット使用)で洗うこともできる。

使わない時はコンパクトにたたんで収納可能

推奨設置方法(対象となる部屋の広さ6~16畳)は、図のように、パネルをスピーカーと対面で向かい合わせ、椅子のすぐ後ろを囲うように設置。その間に空間(リスニングスペース)を作り、スピーカーから発する音をパネルで受け止め、音の反響や反射を軽減する。

旋律の中心となる中音域を中心に、吸音・遮音性能に優れたリサイクル繊維吸音材を、成人男性が椅子に腰かけた際、頭部(耳)位置となる上部に使用している。

パネル素材の吸音/遮音性能試験 室内検証 10畳
パネル素材の吸音/遮音性能試験 室内検証 16畳