ラトック、光学ドライブの振動を低減する制振設計ケース

ドライブケース「RS-EC5-U3AC」

ラトックシステムは、光学ドライブの振動を低減する制振設計の5インチドライブケース「RS-EC5-U3AC」を4月中旬に発売する。価格は48,180円。

SATA接続の内蔵型光学ドライブを、USB接続の外付けとして使用可能にするドライブケース。従来品「RS-EC5-U3Z」(21,780円)をベースに、振動を抑える安定設計を施しているのが特徴。本ケースを使用することで、振動を最小限に抑えた安定性の高い外付けドライブを自作することが可能、とする。

従来品との違いとしては、ケース内部の上下にシートタイプのインシュレーター、イノアック製防振ウレタン「セルダンパー」を配置し、光学ドライブとケース本体を密着。ドライブの回転振動を効果的に低減させる。さらに天板にもインシュレーターを取り付け、内部共振を抑えた。

筐体には、従来のABS製スリーブより遥かに比重の大きいFe1.6t鋼板を採用。強固なスリーブで、インシュレーター本来の性能を発揮するという。また、脚部の高さを低くすることでドライブの設置位置を低くし、振動を最小化。安定性をさらに向上させている。

ラトックシステムでは、パイオニア製の光学ドライブ「BDR-S13J-X」で動作確認済み。メディアの倍速を超える高速書き込み性能も確認しているという。

外形寸法は192×274×60mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約3.0kg。