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専用電源で光学ドライブの性能引き出すケース。「RP-EC5-U3AI」向け電源キットも

ラトックシステムは、専用設計の電源を内蔵し、パソコン向け光学ドライブの性能を引き出すというドライブケース「RAL-EC5U3P」と、既発売のドライブケース「RP-EC5-U3AI」をリファインさせる電源キット「RAL-PS0512P」を2月上旬に発売する。価格は「RAL-EC5U3P」が168,000円、「RP-EC5-U3AI」が148,000円。

左からドライブケース「RAL-EC5U3P」、ドライブケース「RP-EC5-U3AI」をリファインさせる電源キット「RAL-PS0512P」

制振性強化と専用内蔵電源で進化した「RAL-EC5U3P」

ユーザーが別途用意したSATA接続の光学ドライブを内部に搭載して使うドライブケース。制振性に優れた外装ケースと専用設計の電源を内蔵しているのが特徴。2.0mmt鋼板をシャーシやフレームに採用しており、光学ドライブからの振動を徹底的に排除。リッピングの安定性を高めたという。制振材「セルダンパー」も使っている。

「RAL-EC5U3P」

設計にあたり、電源まわりを見直。+12V、+5Vそれぞれ独立したトランスユニット(カットコア)を搭載。 トランス電源にすることで、 ノイズを抑えた安定した電力をドライブに供給できるという。

筐体をゆがみ・ズレから守るクロスリブ構造も採用。オーディオ空間に溶け込むという、アルミ素材の10mm厚パネルも採用している。ファンを搭載しているが、その動作をHi/OFF/Loに切り替えできるスイッチも装備。電源ケーブル部分には、3Pプラグ形状のACインレットを採用した。

外形寸法は、約430×350×80mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は本体のみで約12kg。

RP-EC5-U3AIをリファインさせる電源キット

RAL-PS0512Pは、既存のリッピングケース「RP-EC5-U3AI」の電源周りをリファインするための電源キット。この1台を追加する事で、リッピングドライブ、USB DACへ良質な電力を供給できるという。

「RAL-PS0512P」

前述の「RAL-EC5U3P」と同様に、+12V、+5Vそれぞれ独立したトランスユニット(カットコア)を搭載。「標準電源でリッピングされる場合との音の変化を楽しめる」という。

3系統の電力ポートで安定した電源供給を実現。大容量トランスを搭載し、3Pプラグ形状のACインレットを採用。ファンのHi/OFF/Lo切替スイッチも備える。筐体には6mm厚のアルミパネルを使っている。

外形寸法は約215×301×80mm(幅×奥行き×高さ)で、本体のみの重量は約6kg。