アドビ、Macにも初対応した「Premiere Elements 9」

-アニメ風エフェクトや音声修復機能を搭載


パッケージ

 アドビシステムズは、ビデオ編集ソフト「Premiere Elements 9」を10月1日より発売する。Windows版のほかに、初のMac版も用意し、通常版の価格はいずれも14,490円。乗り換え・アップグレード版(10,290円)や、学生・教職員個人版(7,140円)も用意する。対応OSはWindows XP/Vista/7とMac OS X 10.5.8~10.6。

 メディア管理機能を持つElements Organizerを採用し、さまざまな機器で撮影した動画ファイルを簡単にインポートし、自動タグ付け機能により素早く検索が可能。新たに、デジタル一眼カメラや、コンパクトビデオカメラで撮影した動画などインポート可能な機器の種類を強化した。

 また、新たに音声のボリュームや明瞭さを修復する機能や、ビデオをアニメーション化するカートゥーンエフェクトにも対応。そのほか、動画をWeb DVD化する機能や、Facebookへのアップロード機能なども搭載した。そのほか、パフォーマンスを最適化したことで、HD動画でもスムーズに編集/再生できるという。

 入出力対応ファイルは、AVCHD(読み込みのみ)、Blu-ray Disc(書き出しのみ)、DV-AVI(Windowsでは読み込み/書き出し、Macでは読み込みのみ)、DVD、H.264、HDV、MPEG-1(読み込みのみ)、MPEG-2、MPEG-4、QuickTime、Windows Media(Windowsのみ)、ドルビーデジタルステレオ、MP3など。

 なお、同日に発表されたPhotoshop Elements 9とのセットパッケージも販売し、価格は通常版が20,790円、乗換え・アップグレード版が15,540円。



(2010年 9月 21日)

[AV Watch編集部 中林暁]