Xbox 360向けビデオ配信「Zune ビデオが」11月1日開始

-ワーナーなど6社がコンテンツ提供。1080p映像も


Zune ビデオ

 マイクロソフトは、Xbox 360向けの映像配信サービス「Zune ビデオ」を11月1日にスタートした。

 Zuneビデオは、Xbox 360用のネットワークサービス「Xbox Live」における動画配信サービスで、9月8日に今秋に日本でも開始することを発表。9月発表時には、コンテンツ提供企業として、バンダイチャンネル、NBC Universal、Paramount Picturesの3社を挙げていたが、新たにワーナー・ホーム・ビデオ、MGM、20世紀フォックスの3社が加わり、6社のコンテンツをZuneビデオ上で展開する。

 コンテンツは、「タイタンの戦い」、「シャーロックホームズ」、「シャッターアイランド」、「マイレージ・マイライフ」などのハリウッド映画や、「ブレイク・ブレイド」などのアニメをランナップ。1080pのHD映像とSD映像が用意され、ストリーミングのほか、ダウンロード後の再生も可能となっている。HDでは5.1ch音声のタイトルも用意される。

 ストリーミングは初回再生開始から24時間以内であれば繰り返し視聴可能。ダウンロードはダウンロード後14日以内であれば再生可能で、初回再生開始から24時間以内の繰り返し視聴に対応する。支払いは「マイクロソフトポイント(MSP)」を利用。映画コンテンツの平均的な価格帯はSD作品が210~280MSP、HD作品が350~420MSP。

「ブレイク・ブレイド」は510MSP出演者情報なども確認できる

 また、11月20日に発売されるジェスチャーコントローラー「Kinect」(キネクト)の利用時には、ボイスコマンドによる操作に対応。「Xbox、プレイ」と言うと1080pのフルHD/5.1chサラウンド音声の映画ストリーミング再生を開始するという。

 なお、Zune ビデオ利用には、11月1日配信開始された「2010 Xbox 秋のアップデート」を適用する必要がある。アップデートは、Xbox LIVE へのサインイン(接続)時に、自動的に実施され、Zune ビデオ対応のほか、ファミリーアカウント対応、ゲームマーケットプレイス対応、Kinect関連機能の追加などが行なわれる。


(2010年 11月 1日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]