11月の地デジ機器普及は524万台。TVは393万台

-NHK発表。単月歴代1位。累計は9,735万台に


 日本放送協会(NHK)は6日、2010年11月末におけるデジタル放送受信機の普及状況(速報値)を発表した。

 11月単月での普及台数は歴代1位の約524万台で、過去最高だった前月の376万台を大きく上回った。この内、チューナ内蔵PDP/液晶テレビの台数は約393万台。これにより、地上デジタル放送受信機の普及台数は約9,417万台となり、JEITAが発表した地デジチューナ内蔵PC(約264万台/10月末の数値)を合わせると、約9,7351万台となる。ケーブルテレビでデジアナ変換して視聴しているのは約125万世帯。

 地上デジタル受信機の内訳は、チューナ内蔵PDP/液晶テレビが約6,244万台(約393万台増)、地上デジタルチューナ単体(チューナ内蔵録画機も含む)が約2,170万台(約111万台増)、チューナ内蔵ブラウン管テレビが約72万台で、ケーブルテレビ用STBが約985万台(約20万台増)。

 BSデジタル放送受信機は約486万台増加の約9,262万台。BSデジタル受信機の内訳は、チューナ内蔵PDP/液晶テレビが約6,094万台(約380万台増)、BSデジタルチューナ単体(録画機も含む)が約1,997万台(約86万台増)、チューナ内蔵ブラウン管テレビが約186万台、ケーブルテレビ用STBが約985万台(約20万台増)。



(2010年 12月 6日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]