ゼンハイザー、カナル型イヤフォン最上位「IE 80」発売

-IE8後継で約36,000円。約18,000円の「IE 60」も


カナル型イヤフォンの最上位「IE 80」。アルミのトッププレートやアルミ削り出しハウジングを採用している

 ゼンハイザージャパンは、カナル型(耳栓型)イヤフォンの新モデル「IE 80」と「IE 60」を12月16日に発売する。価格はどちらもオープンプライスで、店頭予想価格は「IE 80」が36,000円前後、「IE 60」が18,000円前後。

 IE 80は、同社イヤフォンシリーズのフラッグシップ。それぞれ「IE8」と「IE6」の後継で、どちらもダイナミック型ドライバを採用。「今回もダイナミック型にこだわるゼンハイザーサウンドを自信を持ってお届けする」(ゼンハイザージャパン)という。

 IE 80のハウジングはIE8からデザインを変更。ハウジングトップにアルミプレートを採用するほか、音質調整機能も搭載。好みや音楽の趣向に合わせ、低音の量感をコントロールできる。ケーブルは1.2mのY型で、着脱できる。

 【訂正】
 記事初出時、「IE 80のハウジングはアルミ削り出し」と記載しておりましたが、誤りでした。また、IE 60のケーブルを「
着脱可能」としておりましたが、着脱はできません。IE 80のみ着脱可能になっています。訂正させていただきます。(2011年12月12日)

秋のヘッドホン祭 2011で展示されたIE 80同じくIE 60


新しいデザインを採用したカナル型「IE 60」

 IE 60は、新たなデザインのハウジングを採用。「今まで以上にパワフルな音質に生まれ変わった」という。ドライバーにはネオジウムマグネットを使用している。ケーブルは1.2mのY型で、着脱はできない。

 どちらのモデルも、イヤーピースとして標準タイプのS/M/L、ラメラタイプS/M/Lを付属するほか、キャリングケース、イヤーフック、クリーニングツールも同梱。IE 80にはさらに、ウレタンタイプのイヤーピースS/Lと、モールドタイプのS/L、ケーブルクリップも付属する。

 主な仕様は下表の通り。


モデル名IE 80IE 60
周波数特性10Hz~20kHz10Hz~18kHz
インピーダンス16Ω
音圧レベル125dB115dB
重量約16g約14g


(2011年 12月 9日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]