マクセル、カナルが苦手な人向けの新構造イヤフォン

-耳穴を圧迫しないノズルポート型。実売1,500円から


ノズルポートを採用した「HP-NZ16」。ブラックモデル

 日立マクセルは、独自形状の「ノズルポート」を採用したイヤフォン「HP-NZ16」を7月25日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は1,500円前後。また、ケーブル収納が可能なリールタイプの「HP-RC16」も同日に発売。店頭予想価格は2,000円前後。

 カラーはどちらのモデルもブラック(BK)、シルバー(SL)、ブルー(BL)、ピンク(PK)の4色を用意。いずれも光沢のあるメタリックカラーとなっている。


リールタイプの「HP-RC16」。ブルーモデル

 インナーイヤー型とも、カナル型(耳栓型)とも異なる、小型かつ薄型のイヤフォンで、独自のノズルポートと呼ばれる形状を採用したのが特徴。「カナル型は耳の穴を圧迫されるのが苦手という声を受けて採用した」とのことで、カナル型のように耳穴深くに挿入せずに装着できる。同社従来モデルHP-NZ13と比べ、約20%の小型化も実現しており、小さな耳の女性にもつけやすいという。

 ユニットは10mm径のダイナミック型。磁気回路にはネオジウムマグネットを使用。インピーダンスは16Ω。音圧感度は95dB/mW。再生周波数帯域は20Hz~22kHz。最大入力は50mW。

一番左がノズルポートタイプ。カナル型と比べて薄い。右の2つの図が、耳に装着した時のもの。耳穴のあまり深くに入らないのが特徴

 付属のイヤーピースは1サイズだが、予備として同じものを1セット付属。抗菌効果のある銀イオンをほどこしている。

 また、NZ16はIPX2等級の防滴仕様で、汗や水しぶきに強く、スポーツでも利用できるという。

 ケーブル長はNZ16が約1.2m、RC16が約1m。RC16には、ケーブルをコンパクトに収納できる「スマート収納リール」を採用。リール部にはクリップがついていて、鞄や衣服に留めることもできる。入力プラグはどちらもL型。ケーブルやリールを含めた重量は、NZ16が約11g、RC16が約18g。

カラーはどちらのモデルもブラック(BK)、シルバー(SL)、ブルー(BL)、ピンク(PK)の4色

(2012年 7月 11日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]