モダニティ、50 CENTプロデュースのヘッドフォン

STREET by 50、アラウンドイヤー型のファントム・ブルー

カナル型のエレクトリック・ピンク

　モダニティは、ヒップホップ・アーティスト「50 CENT」のカーティス・ジャクソン氏がプロデュースした、米SMSオーディオのヘッドフォン「STREET by 50(ストリート・バイ・フィフティ)」シリーズを7月上旬に発売する。価格は、アラウンドイヤー型が26,800円、DJ用「STREET by 50 DJ PRO PERFORMANCE」が32,800円、オンイヤー型が19,800円、カナル型(耳栓型)が9,800円。

　「STREET by 50」という製品名は共通で、アラウンドイヤーやカナル型など、4タイプを用意。カラーは、アラウンドイヤー型がシャドウ・ブラック、ゴースト・ホワイト、ファントム・ブルー。DJ用がシャドウ・ブラックとシティ・グレイ。オンイヤー型がシャドウ・ブラック、ゴースト・ホワイト。カナル型がシャドウ・ブラック、ゴースト・ホワイト、エレクトリックピンク。

アラウンドイヤー型。左からファントム・ブルー、シャドウ・ブラック、ゴースト・ホワイト

DJ用。左からシティ・グレイ、シャドウ・ブラック

オンイヤー型。左からシャドウ・ブラック、ゴースト・ホワイト

カナル型。左からエレクトリック・ピンク、シャドウ・ブラック、ゴースト・ホワイト

ヒップホップ・アーティスト・50 CENT

　SMSオーディオは2011年に誕生したアメリカのメーカーで、CEO兼ブランド大使にヒップホップ・アーティスト「50 CENT」のカーティス・ジャクソン氏を起用。「音楽は私の情熱であり、リスナーには最上のオーディオ機器を提供することが重要である」という彼の哲学を製品に反映させているという。

　ヘッドフォンに搭載しているユニットは40mm径でサイズは同じ。カナル型には11mm径のダイナミック型ユニットを採用。「音質は低中域に寄ることなく高域までバランス良く調整され、クリアで迫力のあるサウンドが楽しめる」という。

　ヘッドフォンのヘッドバンド部分には、強度と柔軟性を兼ね備えたという独自開発のポリマー樹脂を採用。イヤーパッドには肉厚でクッション性の高い独自開発のソフトレザーを使っている。

　DJ用モデルはハウジングが回転し、片耳モニターも可能。DJ用とオンイヤー型は折りたたんでキャリングケースに収納する事もできる。

「春のヘッドフォン祭 2013」で参考展示されたもの。アラウンドイヤー型

DJ用

オンイヤー型

カナル型

　いずれのモデルもハウジングは密閉型。ヘッドフォンのケーブルは着脱式で、iPod/iPhone/iPadに対応したマイクとリモコンを備えた1,370mmのケーブルを同梱。再生・停止・選曲スキップ・通話切り替え操作が可能。DJ用には、カールケーブルも同梱する。

　イヤフォンのケーブルは着脱できないが、マイクとリモコンを備え、ヘッドフォンのリモコン操作機能に加え、ボリューム調整も可能。絡みにくいフラットケーブルを採用し、落下防止用シリコンチップも付属。スポーツにも利用できるという。長さは1,270mm。入力端子は全モデルステレオミニの金メッキプラグ。

　再生周波数特性やインピーダンスなどのスペックは非公開。重量は、アラウンドイヤー型が280g、DJ用が360g、オンイヤー型が160g、イヤフォンが20g。