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オーテク、新機構で装着感向上したイヤフォン「SonicFuel」

Cチップでハウジングが耳穴に密着。低音も強化

ATH-CKX9BK

 オーディオテクニカは、新コンセプトのカナル型(耳栓型)イヤフォン「SonicFuel」(ソニックフューエル)シリーズを9月20日より発売する。ユニットはダイナミック型。ラインナップは「ATH-CKX9」、「ATH-CKX7」、「ATH-CKX5」。価格はオープンプライス。店頭予想価格は、CKX9が9,500円前後、CKX7が7,500円前後、CKX5が4,500円前後。

 また、各モデルにマイク付きリモコンを追加したスマートフォン向けモデルも用意。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は「ATH-CKX9iS」が1万円前後、「ATH-CKX7iS」が8,000円前後、「ATX-CKX5iS」が5,000円前後。

 カラーは、ATH-CKX9/CKX9iSがブラック(BK)とシルバー(SV)、ATH-CKX7/CKX7iSがブラック(BK)/ブルー(BL)/パープル(PL)/レッド(RD)/ホワイト(WH)、ATH-CKX5/CKX5iSがブラック(BK)/ブルー(BL)/グリーン(GR)/レッド(RD)/ホワイト(WH)。

 耳穴の角度にあわせてハウジングが可動する「ボールジョイント構造」と、耳の形にそってフィットする「Cチップ」を採用し、装着性の向上を図ったカナル型イヤフォン新シリーズ。

 全モデルダイナミック型のドライバを搭載。イヤーチップ後端のハウジングを覆うようにCチップを配置することで、ハウジング部分が耳穴の中心にフィット。耳の最適な位置にヘッドフォンを配置することで、ストレス無い装着感を実現するという。CチップはS/M/Lの3サイズを同梱しており、装着する事で筐体のサイズが変化する。

 上位モデルのCKX9は、新開発の13.5mm径大口径ユニットを搭載し、広帯域再生を実現。再生周波数帯域は5Hz~25kHz。Cチップが耳に密着し、密閉感を向上することで、低域再生能力を強化している。表裏2色の絡みにくいフラットケーブルを採用。タフ仕様のキャリングケースも同梱する。CKX9iSには、スマートフォンの通話や音楽/動画/ボリューム操作などが可能なコントローラを装備する。

ATH-CKX9iS

 CKX7は、新開発の8mm径2層ダイアフラムニットを搭載。硬度の異なる2種の素材を重ねた振動板を採用し、低域の量感をキープしたまま伸びのある高域を実現したという。ケーブルは表裏2色の絡みにくいフラットタイプ。キャリングポーチも同梱する。CKX7iSは、スマートフォン通話やボリューム操作などに対応したマイク内蔵コントローラが付属する。

ATH-CKX7iS

 CKX5は、新開発の8mm径ユニットや新設計ボールジョイント構造を採用。キャリングポーチを同梱する。CKX5iSは、通話やボリューム操作などに対応したマイク内蔵コントローラが付属する。

ATH-CKX5iS
モデル名ATH-CKX9ATH-CKX7ATH-CKX5
ユニット13.5mm8mm
2層振動板
8mm
出力音圧レベル104dB/mW102dB/mW100dB/mW
再生周波数帯域5Hz~25kHz10Hz~24kHz15Hz~22kHz
最大入力20mW40mW
インピーダンス32Ω16Ω
ケーブル1.2m(Y型)
重量
(ケーブル除く)
約10g
付属ピースシリコンイヤピース
(XS/S/M/L)
コンプライフォーム
イヤピース(M)
Cチップ(S/M/L)
シリコンイヤピース
(XS/S/M/L)
Cチップ(S/M/L)

(臼田勤哉)