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ヤマハ、楽器作りの伝統を活かしたイヤフォン3機種

楽器の音色を忠実に再現。13.6mmユニットの「EPH-50」など

EPH-50(ブラック)

 ヤマハは、カナル型(耳栓型)イヤフォン3モデルを11月25日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は、ユニット径が13.6mmの「EPH-50」が7,000円前後、9mm径の「EPH-30」が5,000円前後、10.7mm径の「EPH-20」が3,000円前後。全国の楽器店などで販売される。

 カラーは、EPH-50/30がブラックとホワイトの各2色、EPH-20はブラック、ブラウン、ブルー、ピンク、グリーンの計5色を用意する。

 「長年の楽器作りの伝統とノウハウを活かし、楽器の音色の忠実な再現を目指した」というイヤフォン。それぞれ音質やデザインが異なり、用途や好みによって選べるという。ユニットはダイナミック型。プラグはステレオミニ。

EPH-50(ホワイト)

 13.6mm径ユニット搭載のEPH-50は「低中域の切れの良さと高解像度の高域を実現した」というモデル。楽器用に標準プラグ変換アダプタも付属し、リスニングやモニター、楽器演奏などに利用可能。ケーブルのからまりを防ぐホルダーも備える。

 出力音圧レベルがシリーズ最大という110dB±3dBのEPH-30は「量感豊かな低音と粒立ちの細かな高域」が特徴。メタリックハウジングで、球面を半分にカットしたようなデザインを採用している。

EPH-30(ブラック)
EPH-30(ホワイト)

 小型ボディでカラーバリエーションが5色のEPH-20は「明瞭でさっぱりとしたサウンドで音楽ジャンルを選ばずオールマイティに使える」としている。

EPH-20はブラック、ブラウン、ブルー、ピンク、グリーンの5色
EPH-20のブラック
モデルEPH-20EPH-30EPH-50
形式
密閉ダイナミック型
ユニット径10.7mm9mm13.6mm
インピーダンス17Ω16Ω16Ω
最大入力100mW20mW100mW
出力音圧レベル103dB ±3dB110dB ±3dB104dB ±3dB
再生周波数帯域
20Hz~21kHz
重量(ケーブル除く)3g3g5g
ケーブル長
1.2m
プラグステレオミニ
(L型)
ステレオミニ
(ストレート型)
ステレオミニ
(L型)
付属品
イヤーピース
(3サイズ)
イヤピース(3サイズ)
標準プラグアダプタ

(中林暁)