ユキム、Carot Oneの真空管搭載ポータブルヘッドフォンアンプ。「ホットな音」を優先

NIK58

　ユキムは、Carot Oneの真空管搭載ポータブルヘッドフォンアンプ「NIK58」を11月25日より発売する。価格はオープンプライスで店頭予想価格は89,800円。初回生産120台には、Carot Oneのイヤフォン「TITTA」が付属する。

　Philips製の真空管「JAN6111WA」を採用したポータブルヘッドフォンアンプ。「真空管を見せかけだけのデバイスにせず、電圧をかけ、持ち味を音質面に十分反映させる設計にこだわったため、通常のポータブルアンプと比べ、バッテリの持ちは悪くなったが、狙い通りホットで鳴りの良いサウンドとなった」という。

　入力端子はステレオミニ1系統で、独AVINITYのステレオミニケーブル(40cm)が付属。ヘッドフォン出力を装備する。出力は388mW×2ch。再生周波数帯域は25Hz～150kHz。USB経由で充電し、充電時間は約5.5時間、電池持続時間は約3.5時間。外形寸法は85×58×23mm(縦×横×厚さ)で、重量は150g。

2013東京インターナショナルオーディオショウに展示された「NIK58-Tube」

AVINITYのステレオミニケーブルが付属

初回生産120台に付属するTITTA