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ファイナル、BA+ダイナミックのハイブリッドヘッドフォン第2弾「PANDORA HOPE IV」

「PANDORA HOPE IV」(FI-PA4BD)

 ファイナルオーディオデザインは、ヘッドフォン第2弾モデルとして、バランスド・アーマチュアとダイナミック型ドライバを両方搭載した「PANDORA HOPE IV」(FI-PA4BD)を4月上旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は46,800円前後。

 昨年12月から発売している、同社初のヘッドフォン「HOPE VI(PI-PA6BD)」(オープン/実売64,800円前後)と同様に、ダイナミック型のドライバと、イヤフォンで使われるバランスド・アーマチュア(BA)ユニットを搭載したハイブリッドタイプのヘッドフォン。

 新モデルの「HOPE IV」では、50mm径のダイナミック型ユニットと、自社開発のBAユニットを搭載。2ドライバによる広帯域再生と、筐体内の空気の流れや、振動板前後の圧力を最適化するBAM機構を組み合わせ、「ハイレゾ音源の特長を生かす、クリアな音質と広く奥行きのあるサウンドステージを実現した」という。ユニット背面の空気圧バランスを取るため、1.5mm厚のアルミ製バックプレートも装備している。

 筐体は硬質ABS。不要振動を抑制する効果もある漆黒のマット塗装を施している。イヤーパッドは、HOPE VIと比べて軽量化しつつ、厚みを増したウレタンを採用。フィット感と共に、音質面でもHOPE IVに最適化したという。

 感度は105dB、インピーダンスは8Ω。ケーブルは1.5mで着脱可能。ヘッドホン側のコネクタは金メッキ仕上げのモノラルミニプラグで両出し。90度回転式のロック機構も採用している。重量は約410g。

【訂正】
 記事初出時、異なるモデルの写真を掲載しておりました。(2014年3月19日)

ハウジング部分はブラック
ケーブルは着脱可能

(山崎健太郎)