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ポータブルアンプにもなるUSBオーディオ「Sound Blaster E1」

5,280円。Bluetoothや96kHz/24bit対応の「E3」も

Sound Blaster E1

 クリエイティブメディアは、ポータブルヘッドフォンアンプとしても使えるUSBオーディオインターフェイス「Sound Blaster E1」を5月下旬より発売する。直販価格は5,280円。対応OSは、Windows Vista/7/8/8.1とMac OS X 10.6.8以上。

 上位機種として、NFC対応のBluetoothを搭載し、最大96kHz/24bitまでの音源に対応する「Sound Blaster E3」も発売予定。価格や発売日は未定。

Sound Blaster E3

 Sound Blaster E1は、USB接続のオーディオインターフェイスで、パソコンとのUSB接続時は44.1kHz/24bitまでのPCM音源に対応。Windows接続時のみ、ASIO再生(44.1kHz)とOpenALに対応する。ステレオミニのライン入力を装備し、出力はステレオミニのヘッドフォン出力を2系統(1つはマイク入力兼用)搭載。本体にマイクを内蔵し、パソコンでのボイスチャットや、付属の4極アナログケーブルで接続したスマートフォンでの通話も可能。USBバスパワーで動作する。

 200mAhのリチウムイオンバッテリを内蔵し、単体でポータブルヘッドフォンアンプとしても使用可能。ヘッドフォン出力は最大600Ωまでのヘッドフォンに対応する。バッテリ駆動時の再生時間は最大約25時間。充電はUSB経由で行なう。アナログ接続時のSN比は106dB。本体背面にクリップを備え、ポケットなどに取り付けて使用できる。

 パソコンのUSBオーディオとして使用する際は、バーチャルサラウンドや重低音の強化などにより、映画や音楽、ゲームなどを迫力の音声で楽しめる「SBX Pro Studioテクノロジー」を利用可能。ボイスチャット時に、周囲のノイズ低減や、音量の自動調整、ボイスチェンジャー機能などが利用できる「CrystalVoiceテクノロジー」も搭載。ゲーム中に足音などを聞き取りやすくする「スカウトモード」や、再生中の音声とマイク入力音声をミックスして録音できる「再生リダイレクト(ステレオミックス)機能」も使用できる。

 ボリュームコントローラや、スマホ接続時に通話/再生/一時停止などの操作が行なえるマルチファンクションボタンを搭載。外形寸法は約35×66×19mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約25g。

E1の背面
USBオーディオとしての使用イメージ
ポータブルヘッドフォンアンプとしての使用イメージ

(一條徹)