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オーテク、53mmドライバの重低音Bluetoothヘッドフォン

ネックスタイルBTなど新「SOLD BASS」3モデル

 オーディオテクニカは、低音再生にこだわったSOLID BASSシリーズより、Bluetoothヘッドフォン「ATH-WS99BT」と、Bluetoothイヤフォン「ATH-CKS77XBT」、「ATH-CKS55XBT」の3モデルを11月21日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はATH-WS99BTが28,000円前後、ATH-CKS77XBTが15,000円前後、ATH-CKS55Xが9,000円前後。

ATH-WS99BT

53mmドライバの重低音BTヘッドフォン「ATH-WS99BT」

ATH-WS99BT

 53mm径の大口径ドライバを搭載した密閉型ヘッドフォン「ATH-WS99」のBluetooth対応モデル。アルミニウム採用の新設計エクストラチャンバーメカニズムにより音響密度を高め、締まりのある低音を実現。ハウジング中央にはラウンドベースダクトを配置し、低音特性を向上したほか、豊かな低音を再生するというヘッドフォンアンプを内蔵している。イヤパッドは厚みのある低反発素材を使用し、低音を逃さず高い装着性を実現するとしている。

 BluetoothはVer.3.0+EDRに準拠し、aptX/AAC/SBCコーデックに対応。プロファイルはA2DP/AVRCP/HFP/HSPをサポートする。SCMS-Tにも対応しワンセグ音声を伝送可能。本体にマイクを装備し、スマートフォンなどとワイヤレス接続して、ハンズフリー通話も行なえる。最大8台までの機器を登録できるマルチペアリングに対応し、通信距離は最大約10m。

 音響部と電気部が独立したアイソレーション設計を採用。ハウジング部にステレオミニの入力端子を備え、付属のスマートフォン用ケーブル(1.2m)を利用して有線でも使用でき、通話や音楽再生操作も可能。リチウムポリマー充電池を内蔵し、ワイヤレス音楽再生時の連続使用時間は6時間以上、待受け時間は最大約200時間。充電は付属のUSBケーブルを使用し、充電時間は約3時間。再生周波数帯域は8Hz~26kHz、伝送帯域は20Hz~20kHz。インピーダンスは37Ω。出力音圧レベルは105dB/mW。ケーブルを除く重量は約275g。

低反発イヤーパッドを採用
ステレオミニの入力端子を装備し有線でも使用可能

ネックスタイルのBluetoothイヤフォン「ATH-CKS77XBT/55XBT」

 ネックスタイル装着のBluetoothイヤフォン。上位モデルのATH-CKS77XBTと、ATH-CKS55XBTの2機種で、いずれも12.5mm径のダイナミック型ドライバを搭載している。

ATH-CKS77XBT
ATH-CKS77XBTはアルミ製のチャンバー(空気室)を備える

 どちらもエクストラチャンバーメカニズム機構を採用し、重低音再生を強化。ATH-CKS77XBTのチャンバーはアルミ製で、「樹脂製チャンバーのCKS55XBTと比べて、より切れのある低音を再生する」という。CKS77XBTのみ、マグネットの磁束密度を向上させた専用の強磁力ドライバーを搭載しており、中高域もクリアに再生する。

 いずれもBluetooth 3.0+EDRに準拠し、対応プロファイルはA2DP/AVRCP/HFP/HSP。コーデックは、CK77XBTがaptX/AAC/SBC、CK55XBTがSBCをサポートする。SCMS-Tにも対応。ケーブル部にマイクを装備し、ハンズフリー通話も行なえる。最大8台までの機器を登録できるマルチペアリングに対応。通信距離は最大約10m。再生周波数帯域はCK77XBTが5Hz~25kHz、CK55XBTが5Hz~24kHz。伝送帯域は20Hz~20kHz。インピーダンスは16Ω。出力音圧レベルはCK77XBTが106dB/mW、CK55XBTが105dB/mW。

 イヤーピースの装着位置を2段階で変えられる2ポジションポスト機構を採用。リチウムポリマー充電池を内蔵し、ワイヤレス音楽再生時の連続使用時間は5時間以上、待受け時間は最大約200時間。充電は付属のUSBケーブルを使用し、充電時間は約3時間。ケーブルを除く重量はCK77XBTが約30g、CK55XBTが約27g。4サイズ(XS/S/M/L)のイヤーピースが付属する。

ATH-CKS77XBT
右側のケーブルにマイク付きリモコンを備える
ATH-CKS55XBT

(一條徹)