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ソニー、スピーカー「SRS-X11」に誤って“MADE IN JAPAN”ラベル。製造は中国

 ソニーは、2月に発売したBluetoothスピーカー「SRS-X11」の一部製品において、本体底面の型名表示ラベルに誤りがあったと発表した。同製品は中国で製造されたが「MADE IN JAPAN」と表記しているものや、海外仕様の表示ラベルを貼付したものがあったという。対象製品については、正しいラベルのものと無償交換を実施する。

SRS-X11

 SRS-X11は、ソニーの仕様に基づき中華人民共和国で製造されたため、正しくは「MADE IN CHINA」と表示するところを、一部製品の底面ラベルでは「MADE IN JAPAN」(日本製)と誤って表示していた。また、他の一部製品では、海外仕様の型名表示ラベルを誤って貼付していたという。

 対象品の購入者に対し、ソニーは正しい型名表示ラベルの製品との無償交換を行なう。問い合わせ窓口は「ソニーオーディオ受付センター」で、詳細は同社サイトで案内している

 SRS-X11は“手のひらサイズ”のBluetoothスピーカーで、小型ながら10Wの出力が可能なほか、45mm径フルレンジユニットと2基のパッシブラジエータを備え、重低音再生も可能にしたモデル。モノラルスピーカーだが、2台のX11を用意してペアリングすると、ステレオスピーカーとして動作するのも特徴。

底面の型名表示ラベル。写真は正しいもの
誤って「MADE IN JAPAN」と書かれたラベル
海外仕様の型名表示ラベルを誤って貼付したもの

(中林暁)