東京メトロの上野、浅草駅に4Kモニタを使った周辺案内図「4Kナビタ」

　東京メトロの上野駅、浅草駅の構内に4Kモニタを使い、高画質で駅周辺案内図を表示する「4Kナビタ」が1月からテスト設置されている。東京メトロの試験実施の意向を受け、名古屋のメーカー、表示灯が設置したもの。

上野駅に設置された、4Kナビタ

　東京メトロと表示灯が協議を重ねて開発したというシステムで、4K解像度のモニタを使い、詳細な案内地図を表示する。タッチパネルを採用したインタラクティブな機能も備えており、公共施設の情報も拡充。表示する情報の階層化や切り替えもできる。

　増加傾向にある外国人旅行者のために、地図情報の表示言語切り替えも可能。日本語と英語での表示に加え、ハングル、中国語(簡体)も選択でき、その他の言語にも対応する拡張性も備えている。

　表示灯では今後、地図に掲載する協賛スポンサーの広告情報を拡充し、協賛スポンサーの獲得を目指す。さらに、鉄道事業者と協力し、機能向上も目指すとしている。