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Astell&Kernのハイレゾプレーヤーエントリー機「AK Jr」。薄型8.9mmで64GB
(2015/4/24 17:00)
アユートは、iriver Astell&Kernのハイレゾ対応ポータブルプレーヤーの新機種「AK Jr」(エーケージュニア)を発表した。AKシリーズのエントリーモデルと位置付けられており、発売日や価格は未定。64GBの内蔵メモリを備え、カラーリングはスリークシルバー(SLV)。
8.9mmの薄型デザインを採用しているのが特徴。ポータビリティを高め、「Astell&Kernのサウンドをより身近に、よりスマートに楽しんでいただける」という。外形寸法は約117×52×8.9mm(縦×横×厚さ)。重量は約98g。
再生対応ファイルはWAV、FLAC、MP3(CBR)、WMA、OGG、APE、AAC、ALAC(Apple Lossless)、AIFF、DFF、DSF。PCMは192kHz/32bit(Float/Integer)までの再生に対応するが、ネイティブ再生は24bitまでで、32bitデータは24bitへダウンコンバートしながらの再生となる。DSDは2.8MHzまでの再生が可能だが、PCM 88.2kHz/24bitへの変換再生となる。
DACには、Wolfson製「WM8740」を搭載。アナログ回路も含めた丁寧かつ緻密な設計で、「WM8740の持つ極めて高いオーディオ性能を限界まで引き出すことに特化した」という。
USB DAC機能も搭載。USBケーブルでPCやMacと接続し、96kHz/24bit対応のUSB DACとして動作する。対応OSはWindows XP/7/8/8.1、Mac OS X 10.7以上。
内蔵メモリは64GB。microSDXC対応のカードスロットも装備し、最大64GBまでのカードが利用可能。内蔵メモリと合わせて128GBまで拡張できる。
ヘッドフォン出力はステレオミニ×1系統で、上位機種のようなバランス出力機能は備えていない。スリムなプレーヤーだが、出力レベルは1.95Vrms×2ch、出力インピーダンス2Ωの高出力仕様となっている。
Bluetooth 4.0にも対応。プロファイルはA2DP/AVRCPをサポート。対応するヘッドフォンやカーオーディオにワイヤレスで音楽伝送ができる。
本体側面にダイヤル式のボリュームコントロールを搭載。0.5刻み、計152ステップで音量調整ができる。ディスプレイは3.1型の液晶で、解像度は480×800ドット。静電容量式のタッチパネルを採用している。