ニュース

JBL、プロ直系の音質+低価格を訴求する新スピーカー「ARENAシリーズ」

 ハーマンインターナショナルは、JBLブランドの新スピーカー「ARENAシリーズ」を5月29日より発売する。トールボーイ型の「ARENA 180 BK」、ブックシェルフ型「ARENA 120 BK」、センタースピーカー「ARENA 125C BK」、サブウーファ「SUB 100P BK」をラインナップする。

JBL ARNEAシリーズ

 プロ直系の音質と優れたコストパフォーマンスを兼ね備えたというスピーカーシリーズで、価格はARENA 180が42,000円/本、ARENA 120が24,000円/ペア、ARENA 125Cが24,000円/本、SUB 100pが36,000円/本。

 プロ向けスピーカーで培った最新のホーン技術を作用し、クラスを超えた音響性能を実現。「力強く抜けの良いJBLサウンドが音楽や映画の楽しさをフルに引き出す」とする。デザインも様々な雰囲気の部屋に合う家具調のものとし、音響工学に基づいた設計でユニット性能を最大限に引き出すとしている。

AREANA 180 BK

 サブウーファ以外のARENAシリーズ全モデルで、25mmソフトドームツィータとHDI(High Definition Imaging)技術を用いたウェーブガイドホーンを採用。ホーンシステムならではの高感度で緻密なディテール表現や、広く一定した指向特性により、リスニングルームの広いエリアにおいて、自然な音響バランスを楽しめるとする。

 低域ユニットは、ファイバーコンポジット・パルプコーン・ウーファを採用。入力信号に正確に反応し、歪み感が少ないため、JBLならではのダイナミックかつパワフルな低域再生が可能という。

 共通のホーンツィータと、基本設計が共通のウーファを採用することで、シリーズのトーンキャラクタを均一化。サラウンドシステムの構築時にも自然でリアルなサウンド空間を再現できるとする。

 ARENA 180は、2ウェイのトールボーイ型で、ホーン+25mmドームツィータと178mmウーファ×2を搭載。周波数特性は39Hz~40kHz、出力音圧レベルは88dB、クロスオーバー周波数は2.1kHz。インピーダンスは8Ω。外形寸法は217×314×1,086mm(幅×奥行き×高さ)、重量は15.2kg。

 ARENA 120は、2ウェイのブックシェルフ型で、ホーン+25mmドームツィータと140mmウーファを搭載。周波数特性は100Hz~40kHz、出力音圧レベルは86dB、クロスオーバー周波数は2.5kHz。インピーダンスは8Ω。外形寸法は188×113×341mm(幅×奥行き×高さ)、重量は3.5kg。

JBL ARNEA 120

 ARENA 125Cは、2ウェイのセンタースピーカーで、ホーン+25mmドームツィータと140mmウーファ×2を搭載。周波数特性は90Hz~40kHz、出力音圧レベルは89dB、クロスオーバー周波数は2.5kHz。インピーダンスは8Ω。外形寸法は546×200×179mm(幅×奥行き×高さ)、重量は7kg。

JBL ARNEA 125C

 SUB 100Pは、250mm径ユニットを搭載したアクティブサブウーファ。出力100WのクラスDアンプを内蔵し、入力端子はアナログ音声(RCA)×1。周波数特性は41Hz~。クロスオーバー周波数は50Hz~150Hz。外形寸法は368×406×364mm(幅×奥行き×高さ)、重量は10.9kg。

JBL SUB 100P

(臼田勤哉)