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ティアック、カセット/レコードをCD化するレコーダ。オートトラック強化

 ティアックは、コンシューマ向けのCD-R/RWレコーダ「CD-RW890MKII」を、7月上旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は35,000円前後。

CD-RW890MKII

 光デジタル音声入力とアナログ音声入力(RCA)を各1系統備え、レコードプレーヤーやカセットデッキ、MDデッキなどと接続して音楽用CD-R/RWメディアにダビングできるオーディオレコーダ。手持ちのCDから好きな曲だけを集めたCDを作成することなどが、PC不要で行なえる。なお、レコードプレーヤーとの接続には別途フォノイコライザが必要。

 デジタル接続時のシンクロ録音に対応。オートサンプリングレートコンバータも備える。レコードプレーヤーやカセットデッキから録音する場合に、無音部分を検知して自動でトラック番号をつけるオートトラック機能も装備。

 さらに、'05年に発売した従来モデル「CD-RW890」には無かった「タイムトラック機能」も搭載。録音の際に、あらかじめ設定した時間ごと(1分~10分間、1分刻み)にトラック番号をつけられる。手動で任意の箇所にトラック番号をつけるマニュアルトラック機能も利用可能。

 CD再生時は32曲まで演奏順を設定できるプログラム再生や、1曲/全曲リピート、任意の区間をリピート再生するA-Bリピート、シャッフル再生などが可能。本体前面には、明るい場所でも見やすいというFLディスプレイを備える。

 音声出力としてアナログ音声(RCA)と、ボリュームコントローラ付きの標準ヘッドフォン端子を搭載。外形寸法は約435×285×104mm(幅×奥行き×高さ)、重量は4.5kg。テンキー付きのリモコンが付属する。

背面
付属リモコン

(中林暁)