SOtM、PCからのノイズ低減&音質向上を図るUSB DAC向けハブ。外部電源対応

　zionoteは、パソコンとUSB DAC/DDCなどの間に接続する事で、ノイズを低減し、音質を向上させるというSOtMブランドのUSB 2.0ハブ「tX-USBhubEx」を8月12日に発売する。価格は43,000円。直販サイトに加え、オリオスペックの店舗と通販サイトで取り扱う。

SOtMブランドのUSB 2.0ハブ「tX-USBhubEx」。zionoteでは「単なるノイズフィルタではない、USBオーディオグレードアップデバイス」と紹介している

　tX-USBシリーズはPCI接続用「tX-USB」、PCIexpress版「tX-USBexp」、PC内蔵型USBハブ「tX-USBhubIn」がリリースされており、「tX-USBhubEx」はシリーズ初の外付けタイプとなる。

　パソコンとUSB DACなどをUSB接続する際、その間に挟むように接続する製品。パソコンの各種ノイズを低減するフィルタ回路を搭載している。新モデルには改善した超低ノイズ定電圧回路、超低ジッタ発振回路などを搭載、製品自体が発生するノイズも抑制したという。

　USBオーディオ機器接続用のUSB端子は2系統装備。パソコンとの接続用は1系統。2ポートのUSB 2.0ハブとして動作する。なお、zionoteでは「2つのUSBポートを同時に使うよりも、1つだけのUSBポートを使う方が音質向上効果が大きい」としている。

　別売の外部電源(mBPS-d2s対応)が利用できる電源入力も装備。バスパワー駆動対応のUSBオーディオ機器への電源供給を、パソコンのUSBポートからではなく外部電源を使う事もでき、USBポート電源によるノイズ問題を回避できるとする。