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e☆イヤホン、3Dスキャナでイヤモニ用耳型採取サービスを29日開始。UE対応
(2015/8/28 16:20)
イヤフォン・ヘッドフォン専門店のe☆イヤホンは、ユーザーの耳の形に合わせてオーダーメイドするカスタムIEMの受注において、日本初の3Dスキャナを用いた耳型スキャンサービスを、29日より開始する。サービス提供店舗は「e☆イヤホン秋葉原店 カスタムIEM専門店」。
従来方式のように充填剤を使用しないため、耳型採取にかかる負担を軽減。さらに製造納期も短縮化できるのが特徴。費用は5,400円(税込)で、対象のカスタムIEMはUltimate Ears(UE)製品。
e☆イヤホンでは、「e☆イヤホン秋葉原店 カスタムIEM専門店」での耳型採取サービスにおいて、新たに3Dスキャナーシステムを導入する。これは3Dスキャナーメーカ―の米UNITED SCIENCEと提携し、e☆イヤホンがライセンスを取得して稼働させるもの。システムはハンドスキャナーとパソコン用ソフトウェアで構成される。
3Dスキャナーシステムによる耳型採取の作業時間は片耳で約5分、両耳で約10分。従来方式では両耳の採取完了まで約30分かかっていたのが大幅に短縮される。耳に充填剤を注入する必要もなく、ユーザーへの負担を軽減できるという。また、採取された耳型データはデジタル管理され、カスタムIEMメーカーの製造拠点に送るまでの期間が、従来の約7日~10日から約24~48時間に短縮される。
サービス開始を記念し、UE対象製品を注文したユーザーを対象に、3Dスキャンまたは従来の充填剤による耳型採取の無料化キャンペーンを実施。期間は8月29日~9月7日。キャンペーン終了後も、耳型採取の方法はどちらかから選べる。