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JH Audioのイヤフォン「Layla/Angie」カスタム版がミックスウェーブから9月5日発売

 ミックスウェーブは、米JH Audioのカスタムイヤフォン新モデルとして、「THE SIRENS SERIES - Layla」と「THE SIRENS SERIES - Angie」を9月5日に発売する。価格は「Layla」が323,334円、「Angie」が165,926円。耳型採取費用などは別途必要となる。

「THE SIRENS SERIES - Layla」

 LaylaとAngieは、Astell&KernとJH Audioのコラボレーションモデルとして、アユートから1月にユニバーサルタイプが発売されている(直販税込Layla:359,800円/Angie:159,800円)。ミックスウェーブから新たに発売されるのは、カスタムイヤフォン版となる(税込Layla:349,200円/Angie:179,200円)。

Layla

 どちらも独自開発のバランスド・アーマチュアユニット(BA)を採用。ケーブルに備えたアジャスタを調整する事で、ユーザーが音をカスタマイズできる。

 Laylaのドライバは、低域×4、中域×4、高域×4の3ウェイ、12ドライバ構成。スタジオマスタリングのリファレンス用に開発されたモデルで、低域調整用のアジャスタの値を完全に下げた際に、低域が完全なフラットになるよう設計されている。アジャスタの最大値は+13dB(60Hz付近)で設計。

 「これまで手掛けてきたIEM(インイヤモニター)の中でも最も精巧なクロスオーバーネットワークを搭載した」としており、クロスオーバーフィルタには4次(24dB/oct)のフィルタを採用。その回路構成に独自の「FreqPhase Waveguide Technology」を投入。FreqPhase技術も使われている。

ケーブル着脱も可能
Carbon fibor Aluminium Carrying Case

 再生周波数特性は10Hz~23kHz。入力感度は117dB@1mW。インピーダンスは20Ω。遮音性は26dB。入力端子はステレオミニ。

 IEM Cable(Variable Bass output)や、Carbon fibor Aluminium Carrying Case、低域調整用のドライバを同梱する。

Angie

 低域×2、中域×2、高域×4の3ウェイ、8ドライバを搭載。クロスオーバーにはLaylaと同クオリティの4次クロスオーバーフィルタを採用。回路構成も同様に独自の「FreqPhase Waveguide Technology」とクワッドドライバを採用している。

「THE SIRENS SERIES - Angie」
ケーブルに備えたアジャスタを調整する事で、ユーザーが音をカスタマイズできる

 中域のサウンド設計は、10Hzから5kHzまでをフラットに、低域も同様にフラットに設計とし、低域用のアジャスターを調整することで最大+10dB(60Hz付近)まで調整できる。FreqPhase技術も使われている。

 再生周波数特性は10Hz~23kHz。入力感度は117dB@1mW。インピーダンスは17Ω。遮音性は26dB。入力端子はステレオミニ。

 IEM Cable(Variable Bass output)や、Carbon fibor Aluminium Carrying Case、低域調整用のドライバを同梱する。

(山崎健太郎)