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Qualcommが4K空撮用ドローンの開発ボード「Snapdragon Flight」をOEM提供
(2015/9/11 14:00)
Qualcommは10日(米国時間)、コンシューマー向けドローンなどに最適化された、開発用リファレンスプラットフォーム「Snapdragon Flight」を発表した。スマートフォン向けSoC(システム・オン・チップ)の「Snapdragon 801」をベースに開発されたもので、4K撮影やWi-Fi/Bluetooth 4.0/汎地球航法衛星システム(GNSS)に対応。ソフトウェアや開発ツールなども用意し、コンシューマー向けや業務用のドローン開発を行なっているYuneecなどにOEM提供。'16年上半期にはSnapdragon Flightをベースとしたした製品が登場する見込みだという。
開発ボードの大きさは58×40mm。Snapdragon Flightの対応機能は下記の通り。
- 4K対応カメラによる動画撮影と画像強調・ビデオ処理機能、前方視界表示用の720pエンコード
- Qualcomm Hexagon DSPによるリアルタイムフライトコントロール
- デュアルバンド2×2のWi-Fi(IEEE 802.11n)/Bluetooth 4.0/汎地球航法衛星システム(GNSS)
- 4KステレオVGAや画像認識カメラ、慣性計測装置(IMU)、気圧計などのセンサー
- Quick Chargeによる急速充電