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ハイレゾ/USB DAC/無線LAN搭載でバイアンプ駆動、ヤマハが10万円のアクティブスピーカー
(2015/10/2 13:00)
ヤマハは、ハイレゾ再生が可能で、USB DACや無線LAN、Bluetooth機能も内蔵したアクティブモニタースピーカー「NX-N500」を10月下旬に発売する。価格はペアで10万円。
54Hz~40kHzの再生が可能なハイレゾモニタースピーカー。モニターバランスだが、音楽性の表現も重視しており、オーディオファンのセカンドシステム用としても訴求。リスナーと2~3m離れた位置での設置をイメージしている。
USB DAC機能も備え、DACにはESSの「SABRE 32」(ES9010K2M)を採用。コントローラーはXMOS製で、PCMは384kHz/32bit、DSD 5.6MHzまでのネイティブ再生が可能。Macでの32bit再生にも対応する。
IEEE 802.11b/g/nの無線LAN機能も内蔵しており、ネットワーク経由での音楽再生も可能。独自のネットワーク再生機能「MusicCast」をサポートしており、NASなどからの音楽再生や、対応機器間での音楽コンテンツの共有などが、スマホ向けアプリ「MusicCast CONTROLLER」から行なえる。
AirPlay、vTuner、radiko.jpの受信も可能。Bluetooth受信も可能で、コーデックはSBCとAACをサポート。プロファイルはA2DPに対応。
入力端子はアナログのステレオミニに加え、光デジタル×1も装備。192kHz/24bitまでのデータを入力できる。EthernetやUSB DAC端子も搭載する。
スピーカーユニットは2ウェイで、それぞれを個別のアンプでドライブするバイアンプ方式を採用。逆起電力による音質低下を防いでいる。アンプはアナログ式。定格出力はウーファ用が24W(4Ω)、ツイータが20W(6Ω)。ユニットサイズはウーファが13cm径、ツイータが3cm径。クロスオーバー周波数は2kHz。
ツイータはソフトドーム、ウーファの振動板にはSoavoでも採用しているNew A-PMDを使っている。トーンコントロールなども搭載。
エンクロージャには強度に優れる三方留め構造を採用。消費電力は45W×2、外形寸法は170×232×285mm(幅×奥行き×高さ/右スピーカー)。重量は右が5.7kg、左が6.2kg。