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第2世代TESLA採用のAstell & Kernポータブルハイエンドヘッドフォン「AK 1T1p」

 アユートは、Astell & Kernとbeyerdynamicのコラボレーションとなる、第2世代TESLAテクノロジー採用のハイエンドヘッドフォン「AK T1p」を発表した。価格や発売日は未定で、10月24日、25日に東京中野で開催される「秋のヘッドフォン祭 2015」に出展する。

AK T1p

 beyerdynamicのフラッグシップヘッドフォン「T1 2nd Generation」(インピーダンス600Ω)を、Astell&Kern とのコラボレーションにより、32Ωと低インピーダンス設計とし、ポータブルオーディオプレーヤーに最適化した。ハウジングはセミオープン型。

 リングマグネット内に生ずる高い磁束密度により、高い再現力をドライバーユニットにもたらすTESLAテクノロジーを進化。第2世代TESLAテクノロジーにより、さらなる高解像度再生を実現するという。また、バッフルデザインの最適化や素材の見直しを行なうことで、共振を抑制。正確な低音再生とクリアネスの向上に成功したとする。

第2世代TESLAテクノロジーを採用

 ドイツ・ハイルブロンのbeyerdynamicで開発・生産を行ない、熟練のスタッフによりハンドメイド生産。TESLAテクノロジーを搭載したトランスデューサ―や、ダイアフラムなどの主要パーツもbeyerdynamic内で生産している。

 再生周波数帯域は5Hz~50kHz、音圧レベルは102dB、インピーダンスは32Ω。

 ケーブルは着脱式で、高純度無酸素銅7N OCC線を採用。通常の3.5mm/3極プラグケーブルの他に、Astell&Kernオーディオプレーヤー製品のバランス出力対応の2.5mm/4 極プラグケーブルも付属し、バランス伝送による再生も可能。ケーブル長はいずれも1.5m。ステレオ標準変換プラグや専用ケースが付属する。

AK T1p
ケーブルは着脱対応

(臼田勤哉)