ニュース
ヤマハ、radiko/AirPlay/Bluetooth対応の一体型ストリーミングスピーカー
(2015/10/29 13:00)
ヤマハは、無線LANを搭載し、ネットラジオやBluetooth受信が可能な小型スピーカー「WX-030」を11月上旬に発売する。価格は4万円。カラーはホワイトとブラックを用意する。
一体型でコンパクトなワイヤレススピーカー。ヤマハでは「ワイヤレスストリーミングスピーカー」と呼んでいる。
IEEE 802.11b/g/nの無線LANでインターネットと接続し、DLNA 1.5のデジタルメディアレンダラー(DMR)として動作。スマートフォンのアプリなどからの指令を受け、NASなどに保存した音楽ファイルを再生できる。
ハイレゾファイルの再生も可能で、WAV/FLAC/AIFFの192kHz/24bit、ALAC(Apple Lossless)の96kHz/24bitの再生が可能。MP3/WMA/AACの再生も可能。ただし、スピーカーとしての再生周波数特性は60Hz~20kHzとなる。
radiko.jpやvTunerなどのインターネットラジオ受信も可能。さらにAirPlayにも対応し、iOS機器やiTunesからのワイヤレス再生も可能。
Bluetooth受信にも対応しており、対応スマートフォンなどと連携できる。コーデックはSBC/AACに、プロファイルはA2DP/AVRCPをサポートする。なお、2台のWX-030を使い、ステレオペアで再生させることもできる。
ヤマハの新機能、「MusicCast」もサポート。別の部屋にあるMusicCast対応機器と、ワイヤレスで連携可能。音声を配信/受信でき、専用アプリ「MusicCast CONTROLLER」をインストールしたスマートフォンやタブレットなどから、機器の制御も可能。アプリを使い、端末内の音楽コンテンツのワイヤレス再生や、インターネットラジオの選局などにも対応する。
9cm径のウーファと、3cmツイータ、パッシブラジエータを各1基搭載。ヤマハ製DSPにより、豊かなサウンドが再生できるという。圧縮音源再生時に、低音域の量感と高音域の伸びをプラスする独自の音質改善技術「ミュージック・エンハンサー」も搭載する。
外形寸法は243×113×157mm(幅×奥行き×高さ)、重量は2.2kg。消費電力は10W。