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Marshall初のサウンドバー。Dolby Atmos対応の「HESTON 120」

「HESTON 120」

Marshall Groupは、ブランド初となるサウンドバー「HESTON(ヘストン) 120」を、6月3日に直販サイトで発売する。直販価格は169,990円。小売店では9月16日に発売予定。

今後は「HESTON 60」やサブウーファー「HESTON Sub 200」も発売予定で、詳細は数カ月以内に発表予定だという。

同社の60年以上にわたる音響とデザインのノウハウを結集し、テレビと音楽の両方を妥協なく楽しめる新たなオーディオ体験を実現というサウンドバー。11基のスピーカーを搭載し、Dolby AtmosやDTS:Xに対応した5.1.2ch構成を採用した。これにより、空間全体を包み込むような臨場感のある3Dサウンドを楽しめる。

深く豊かで明瞭な低音も実現。「アクション映画の迫力ある効果音から、楽曲のグルーヴ感まで、全身で感じることのできるパワフルな低音が魅力」だという。

スピーカー構成はフルレンジ(2インチ)×5、ツイーター(0.8インチ)×2、ミッドウーファー(3インチ)×2、サブウーファー(2×5インチ)×2。クラスDアンプを合計11基(2×50W、9×30W)を搭載し、ピーク出力は150W。最大音圧レベルは95dB。

操作系は本体天面に備える

サウンドモードはMovie/Music/Voice/Nightの4種を搭載。シーンや時間帯に合わせて、最適な音質でコンテンツを楽しめる。

eARCやDolby Vision、4K/120Hzに対応したHDMI入力とHDMIパススルー、RCAステレオ、RCAモノ(サブ出力)、USB-C、有線LANを搭載。AirPlay 2やGoogle Chromecast、Spotify Connect、Tidal Connectも利用できる。

Wi-Fi 6やBluetooth 5.3にも対応。Bluetoothでは最新規格であるLE Audioの「Auracast」にも対応している。

デザイン面では、Marshallらしいこだわりが細部まで反映されているといい、同社製アンプを象徴する金属製ノブや、レザー調の外装、ブラッシュ仕上げの金属パネルを採用。音量や高音・低音の調整、入力切替、サウンドモードを操作できるアナログノブも搭載した。

同社のオーディオテクノロジーおよびチューニングのリードを務める Ed Camphor氏は「HESTON 120 のチューニングには、何百時間もの時間をかけてきた。Marshallにとって、テレビと音楽のどちらか一方に偏るのではなく、両方に同じだけの時間と情熱を注ぐことが非常に重要だった。あらゆる映像や音楽コンテンツに対して最高のオーディオ体験を届けるために、内部のすべての構成要素が、それぞれ明確な役割を持つように設計されている」としている。

外形寸法は1,100×145×76mm、重さは7.4kg。壁掛け用のアクセサリーも6,980円で別売りする。

製品パッケージ