Qualcomm、24bitオーディオをBluetooth伝送する「aptX HD」

　米Qualcommは5日(米国時間)、高音質Bluetoothコーデック「aptX」の上位バージョンとなる「aptX HD」を発表した。これまでのaptXは16bitオーディオまでの対応となっていたが、aptX HDでは24bitの伝送が可能になる。aptX HD対応のSoCプラットフォーム「CSR8675」も提供開始する。

　対応機器としては、Bluetoothヘッドセットやスピーカーでの導入を目指す。ソース機器側は、まずスマートフォンやタブレット、メディアプレーヤーなどのAndroidデバイスからスタート。'17年にはさらにより広範囲に対応機種を拡大していく。

　送信/受信側の双方のデバイスを組み合わせて、24bitオーディオのEnd to Endのワイヤレスオーディオ環境が実現でき、ハイレゾオーディオも扱えるという。また、既存のaptXデバイスとの互換性も維持される。