ニュース

B&OやTCLなどがAndroid TV対応製品を年内発売へ

オンキヨーやフィリップスからGoogle Cast製品も

 Googleは6日(米国時間)、Androidを使ったテレビ向けプラットフォーム「Android TV」を採用した製品が、デンマークのBang & Olufsen(B&O)や中国のHisense(ハイセンス)、TCLなど複数の家電メーカーから'16年後半に登場すると発表した。また、スマートフォンなどの音楽をワイヤレス再生できる「Google Cast」対応スピーカーやサウンドバーが、オンキヨーやパイオニアから年内に発売される見込み。

Android TV

 Android TVプラットフォームは現在、ソニー、シャープ、フィリップスのテレビ製品で採用されている。'16年には、Arcelik、Vestel、RCA、Hisense、TCL、Bang & Olufsenなどが、新たにAndroid TV対応製品を発売する見込み。インドネシアのインターネットプロバイダー/ケーブルテレビ局「Linknet」にもAndroid TV対応製品が提供されるという。

Google Cast for speakers

 また、B&O Play、harman/kardon、オンキヨー、パイオニア、フィリップス、Raumfeldなどのオーディオ機器メーカーから、Google Cast対応のスピーカーやサウンドバー、AVアンプが'16年中に登場する見込み。既にGoogle Cast対応製品を発売しているソニーとLGもラインナップを刷新する。メーカーが対応製品を作るため、Frontier SiliconとStreamUnlimitedがソフトウェアとハードウェアを提供する。

 また、Googleのストリーミングオーディオプレーヤー「Ghromecast Audio」で提供されている、複数のCastデバイスに同じ楽曲を配信できる「マルチルーム同期」機能を、'16年発売のGoogle Cast対応機器にも広げていく。

(庄司亮一)