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Deff Sound、アルミ削り出し筐体で幅11cmのプリメインアンプ
(2016/3/16 14:01)
オンキヨーは、Deff Soundブランドのコンパクトなプリメインアンプ「DDA-AMP1」を3月下旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は6万円前後。
最大出力35W×2ch(4Ω)、定格出力25W×2ch(同)のClassDアンプを幅110mmの筐体に収めた、小型のプリメインアンプ。「小型から大型までさまざまなスピーカーを余裕を持って駆動する」としている。入力はアナログ2系統(RCA×1/ステレオミニ×1)で、ポータブルプレーヤーやスマートフォン、アナログレコードプレーヤーなどとの接続も想定している。なお、本体にフォノイコライザは内蔵していない。
筐体はアルミブロックからの削り出しで厚さは3.5mm。高剛性と継ぎ目の無いデザインを実現し、回路基板を筐体に固定して、音質に影響する振動の伝播を抑えている。天板はアンプICのヒートシンクとして機能し、熱を筐体に伝えて効率的で均一な放熱を行なう新開発の「サーマルコンタクトシステム」により、長時間の高出力ドライブでも安定した動作を可能とした。
パワーアンプにはTI製「TPA3116D2」を搭載。回路構成をシンプルにして、左右チャンネルを独立配置することで相互干渉を抑え、定位感を高めている。電解コンデンサとフィルムコンデンサは、電源部を中心にニチコン製、ボリュームにはアルプス電気製を採用している。
大型のスピーカーターミナルを備え、バナナプラグにも対応。背面には給電用のUSBを備え、ポータブルプレーヤーやスマホなどを充電しながら再生できる。
周波数特性は5Hz~45kHz、SN比は100dB、適応インピーダンスは4~8Ω。外形寸法は110×108×72mm(幅×奥行き×高さ)、専用ACアダプタを含む重量は約1kg。DeffのUSB DAC内蔵ヘッドフォンアンプ「DDA-DAC1U」と組み合わせて設置するためのクッションも付属する。