ニュース
AirPodsに「スタジオ品質」録音機能。今秋登場へ
2025年6月10日 02:58
米Appleは現地時間6月9日、AirPodsシリーズにスタジオ品質のオーディオ録音機能とカメラリモート機能を追加すると発表した。今秋提供予定の新OS「iOS 26/iPadOS 26/macOS Tahoe 26」で利用可能になる。対応機種はAirPods 4、アクティブノイズキャンセリング搭載AirPods 4、AirPods Pro 2。
スタジオ品質のオーディオ録音機能は、インタビュアーやポッドキャスター、歌手、そのほかのクリエイター向けという機能で、より高音質でコンテンツを録音でき、Voice Isolation機能により、外出先や騒がしい環境でも録音可能。通話品質も向上する。
AirPodsに搭載されているH2チップやビームフォーミングマイク、コンピュテーショナルオーディオにより、iPhoneでの通話やFaceTime、「Callkit」対応アプリで、より自然なボーカルの質感と明瞭さを楽しめるという。
スタジオ品質のオーディオ録音と通話品質の向上は、iPhoneとiPad、Macで利用でき、カメラアプリ、ボイスメモ、メッセージの音声入力、Webexなどのビデオ会議アプリ、互換性のあるサードパーティ製カメラアプリをサポートする。
カメラリモート機能は、AirPodsのステム操作でシャッターを切ったり、ビデオ録画を開始できる機能。iPhoneやiPadでカメラアプリや互換性のあるサードパーティ製アプリで利用できる。「歌ったり、踊ったりしている姿を撮影するユーザーは、この新機能によりビデオを録画しながらサウンドトラックに同期したパフォーマンスが簡単に行なえる」という。
これら新機能は開発者向けのApple Developer Programで今日からテストが可能で、7月にはパブリックベータ版が提供される予定。