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ウルトラマン初4Kリマスター商品「ウルトラマン 4K ディスカバリー 4K ULTRA HD BOX」。9月10日発売
2025年6月20日 09:00
円谷プロダクションは「空想特撮シリーズ ウルトラマン 4K ディスカバリー」全4テーマを収録した初の映像商品「ウルトラマン 4K ディスカバリー 4K ULTRA HD BOX」を、9月10日に発売する。4K Ultra HD Blu-ray 4枚組で、価格は22,000円。販売元はポニーキャニオン。
ウルトラマンとしても初の4Kリマスター映像商品。【生命】【浪漫】【仲間】【正義】という4つのテーマで『ウルトラマン』の魅力を再発見するオムニバス作品で、4つのテーマのなかに「ウルトラマン」本編エピソード(合計16 話分)と新撮パート(2023 ディスカバリーパート)で構成されている。2023・2024年の円谷映画祭でも上映された。
新撮パートでは「ウルトラマン」でナレーションを担当した、俳優の石坂浩二が、世界のあらゆる物語を鑑賞できる“不思議な映画館”の劇場支配人役として出演し、 観客となる「謎の少女」(演:浅沼みう)と一緒に『ウルトラマン』の魅力を探っていく。「少女の純粋な視点や支配人の問いかけが、物語への空想を深め、初めて『ウルトラマン』を見る方も、これまで何度も見た方も、新たな考えや発見を楽しめる作品」だという。
映像は、4Kマスター制作時のフルスペック最高画質の仕様で収録。2023・2024 年の円谷映画祭での公開時は2Kでの上映(「生命(いのち)のものがたり」を除く)だったが、UHD BDに収録することで、劇場公開時や配信映像を上回る映像クオリティで作品を楽しめるようになった。
オリジナルネガ原版を使用することで、その圧倒的な情報量を引き出し、自然な高解像感を得つつ、HDRを活かして、銀色の輝きや赤の色彩・黒の深みといった情報量をより際立たせている4Kリマスター版「ウルトラマン」本編と、最新の4Kカメラで撮影された新撮パートを組み合わせて作られた作品でもあり、映像はHDR 10で初収録されている。
「HDR化されたことで、従来のHDリマスター版に比べて、さらに色彩の諧調が豊かに、より色鮮やかな表現が可能になりました。ぜひ、4K HDR対応の環境でその効果をお確かめください」とのこと。
収録分数は416分、収録映像はHEVC/16:9 2160p(HDR10)、収録音声は日本語2.0ch リニアPCM(ステレオ)。映像特典として円谷映画祭PVも収録される。パッケージは三宝背ボックス、見開き4枚組ケース、ピクチャーレーベル仕様で、4ページの解説書付き。
収録エピソードは以下のとおり。
- 『空想特撮シリーズ ウルトラマン 4K ディスカバリー』 「生命(いのち)のものがたり」
使用作品:「ウルトラ作戦第一号」「侵略者を撃て」「怪獣墓場」「さらばウルトラマン」 - 『空想特撮シリーズ ウルトラマン 4K ディスカバリー』 「浪漫のものがたり」
使用作品:「科特隊出撃せよ」「悪魔はふたたび」「怪獣殿下 前篇」「怪獣殿下 後篇」 - 『空想特撮シリーズ ウルトラマン 4K ディスカバリー』 「仲間のものがたり」
使用作品:「オイル SOS」「禁じられた言葉」「射つな! アラシ」「小さな英雄」 - 『空想特撮シリーズ ウルトラマン 4K ディスカバリー』 「正義のものがたり」
使用作品:「まぼろしの雪山」「恐怖の宇宙線」「恐怖のルート 87」「故郷は地球」