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オーツェイド、新開発ツイータ搭載の「intime夜桜」と、新ケーブル「COAXUS」Makuakeで限定販売
2025年6月24日 14:00
オーツェイドは24日、新開発の低ヒステリシス圧電セラミックスツイーターを搭載した有線イヤフォン「intime夜桜」と、新開発ケーブル「COAXUS」の限定販売をMakuakeで開始した。イヤフォン単体のMakuake標準価格は30,000円、早割で早期7月18日出荷予定の4.4mmバランスケーブル付きモデルが33,000円、11月末出荷の早割で4.4mmバランスケーブル付きが34,500円など、複数のプランを用意している。
なお、7月5日開催の「夏のヘッドフォン祭mini2025」と7月12日~13日開催「ポタフェス 2025夏 秋葉原」のintimeブースで試聴もできる。
新開発の低ヒステリシス圧電セラミックスツイーター「VST-P1」を搭載するのが特徴。従来の圧電デバイスが持つ電気信号と振動のズレである「ヒステリシス特性」は、特に微細な信号や高周波域において、音の濁りや「ざらつき」「刺さり」として聴感に影響を与えることがある。
VST-P1では、このヒステリシスを可能な限り低減することに注力し、高音域の歪み感を大幅に抑制。その結果、「どこまでもピュアで滑らかな高音域の伸びやかさ、そして音の分離感、情報量豊かな解像度の実現を目指した」という。これにより、ボーカルの息づかいや微かな楽器の音、楽曲の残響に至るまで、全てを細部にわたる情報量と生々しい臨場感で再現することを目指し、開発を進めているとのこと。
さらに、フラッグシップモデルの「intime翔」に採用した高性能チタンコートウーファーも搭載。ダイナミックドライバーで、全帯域にわたるスピード感あふれるサウンド再生と、深みのある低域からキレの良い高域までをバランス良く奏でるよう設計したという。
所有欲を満たすデザインにもこだわり、樹脂製筐体の中に、日本の夜桜を思わせる薄紅色のドライフラワーを、熟練職人のハンドメイドで丁寧に閉じ込めた。黒いジュラルミン筐体とのコントラストが、幽玄で繊細な日本の美意識を表現している。
新開発ケーブル「COAXUS」は、OFCと銀メッキ線を組み合わせた独自の2層導体構造により、優れた定位感と高音質を実現。柔軟なシースの採用で取り回しが極めてスムーズになり、断線の不安も大幅に低減したという。
分岐部までHOT/COLDを完全分離した“真の4芯構造”としており、精緻な音像定位を可能にした。この「COAXUS」は今後一般販売を予定しているが、今回のMakuakeプロジェクトでは、オプションとして5極4.4mmバランスケーブルも先行割引販売で用意している。
端子はPenatconn ear/MMCXコネクタ選択可能。イヤーピースは、オーツェイドオリジナルの「iSep02」が付属する。