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JBL、Summitシリーズフロア型「Makalu」「Pumori」今冬発売。TIASに全モデル出展
2025年10月16日 10:03
ハーマンインターナショナルは、JBLの新たなプロジェクトモデル「Summit」シリーズの新モデルとして、300mm径ウーファーを搭載した3ウェイ・フロア型「Summit Makalu(サミット マカル)」と、250mm径3ウェイ・フロア型「Summit Pumori(プモリ)」を2025年冬に発売する。1台の価格は、Makaluが330万円、Pumoriが220万円。
10月17日、18日、19日の3日間、東京国際フォーラムで開催される「2025東京インターナショナルオーディオショウ」に出展、ハーマンインターナショナルブース(D棟1F HALL D1)にて、日本初となるJBL Summitシリーズ全モデルのデモンストレーションを行なう。講演スケジュールは最後の画像を参照のこと。
9月に登場した第1弾のブックシェルフ「Summit Ama」に続き、日本導入第2弾としてMakalu、Pumoriが登場する。Makaluは、ヒマラヤ東部にそびえる孤高の峰“Makalu”にちなんで名づけられた。
JBLの300mm径ウーファー搭載モデルのフラッグシップとして設計され、D2コンプレッション・ドライバー+HDIホーン、新開発200mm径ミッドバス、HC4コーンウーファーによる3ウェイ構成を採用。重厚な低域と突き抜ける高域が全身を包み込み、音楽の細部まで鮮やかに表現するという。
2×76mm径D2コンプレッション・ドライバー「D2830K」と、トリプルレイヤーHC4コーンとデュアルネオジムマグネットDCD駆動回路搭載の300mm径「JW300SC」ウーファーを搭載。ミッドバスは大型ネオジムマグネットとショートボイスコイルを採用した「JMW200SC」。
Pumoriは、“エベレストの娘”と称される美しい峰“Pumori”の名を冠した姉妹モデル。250mm径ウーファーを搭載し、上位モデルを踏襲したD2コンプレッション・ドライバー+HDIホーン、200mm径ミッドバスによる3ウェイ構成。中高域の精緻さと深みのある低音が美しく調和し、空間に豊かな音の輪郭を描き出すとのこと。
2×38mm径D2コンプレッション・ドライバー「D2815K」と、トリプルレイヤーHC4コーンと強力低歪なNew SFG磁気回路搭載の250mm径「JW250SC」ウーファーを搭載。ミッドバスはMakaluと同じ「JMW200SC」。
両モデルには、純度の高い音楽信号を各ユニットに届ける独自のMultiCapクロスオーバーネットワークを搭載。柔らかな曲線を描くキャビネットで、カーボンファイバーと一体化した強固なフロントバッフルや綿密なブレーシング構造により不要な共振を排除。
サミットゴールドがアクセントとして使われ、表面はハイグロス・エボニー天然木突板仕上げ。ターミナルには、カーボンファイバー巻きノブとロジウムメッキが施された専用設計のデュアルバインディングポストを使っている。脚部にはJBLカスタムのIsoAcousticsアイソレーションフィートを装備した。
インピーダンスは4Ω。感度(2.84V/1m)はMakaluが88dB、Pumoriが87dB。外形寸法と重量は、Makaluが464×393×1,102mm(幅×奥行き×高さ)、69kg。Pumoriが393×373×1,057mm(同)で64kg。