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JBL、“エンジニアリングとサウンドの集大成”「Summit」シリーズ3モデル海外発表
2025年5月15日 18:42
ハーマンインターナショナルは、5月15日にドイツ・ミュンヘンで開幕したオーディオショウ「HIGH END Munich 2025」において、JBL新スピーカー「JBL Summitシリーズ」3モデルを発表した。日本での導入時期、価格などは未定。
1986年に登場した「Project EVEREST DD55000」、1989年の「Project K2 S9500」からはじまったJBLフラッグシップモデルのシリーズ。新たなJBL Summitシリーズはその伝統を受け継ぎながら、「来年にはブランド創立80周年を迎えるJBLのエンジニアリングとサウンドへの情熱の集大成になっている」という。
各モデル名は、ヒマラヤの峰々にインスピレーションを受けて名づけられたSummit Makalu(マカルー)、Summit Pumori(プモリ)、Summit Ama(アマ)の3モデル。
3モデル共通の特徴
筐体形状は柔らかな輪郭を持ち、さまざまなインテリアにマッチするという。音質面においては不要となる共振を排除する構造や、堅牢なブレーシングを施したゴールドのアクセントが特徴となる重厚なエボニー仕上げのキャビネットを採用。
さらにJBLスピーカーシステムとしてはじめて、JBL IsoAcoustics調整式アイソレーションフィートを投入。スピーカー端子にはカーボンファイバーでコーティングされたロジウムメッキ採用のバインディングポストを搭載。純度の高い音楽信号を各ユニットに届ける独自のMultiCapクロスオーバーネットワークを搭載している。
Summit Makalu
新シリーズラインナップの最上位モデルとなるSummit Makaluは、エベレストから19kmに位置する堂々としたピラミッド型の峰“Makalu(マカルー)”にちなんで名づけられた。
独自のHC4コンポジットコーンを採用した300mm径ウーファーと、200mm径ミッドレンジ、そしてD2コンプレッションドライバーと、その能力を引き出すHDI Sonoglassホーンを用いた3ウェイ構成のフロアスタンディング型。
Summit Pumori
「エベレストの娘」の愛称で親しまれている“Pumori(プモリ)”にインスパイアされたSummit Pumoriは、上位モデルと同様のHC4コンポジットコーン250mm径ウーファーと200mm径ミッドレンジ、そして、D2コンプレッションドライバー+HDIホーンを搭載した3ウェイフロアステンディング型。