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アンカー、インナーイヤー型でANC搭載「Liberty Buds」。音質レビュー付き
2025年11月13日 11:00
アンカー・ジャパンは、Soundcoreでは初となる、アクティブノイズキャンセリング(ANC)を搭載したインナーイヤー型完全ワイヤレスイヤフォン「Soundcore Liberty Buds」を、11月13日に発売した。価格は12,990円。カラーはミッドナイトブラック、パールホワイト、スカイブルー。
初回セールとして、11月13日11時~19日23時59分の間、Amazonでは10% OFFポイント還元、Anker Japan公式オンラインストアでは10% OFFクーポンが用意される。
Soundcoreのインナーイヤー型完全ワイヤレスイヤフォンとして、初めてANCを搭載したモデル。同ブランドの「Liberty」シリーズで最小・最軽量となる片耳約4.9gのコンパクト設計で、軽いつけ心地ながら、本格的なサウンドを楽しめるとのこと。
LCPコーティング振動板を使った11mm径ダイナミックドライバーを搭載し、「迫力の重低音と高音を両立」した。取り外し可能なイヤーウィングが4サイズ付属。耳の大きさや好みに合わせて、装着時の安定感を高められ、通勤時や運動時でも安心だという。
Bluetooth 6.1準拠で、コーデックはSBC、AAC、LDACをサポート。バッテリー駆動時間は、ANC OFF時でイヤフォン最大7時間、ケース併用で最大30時間。10分の充電で最大4時間使える急速充電にも対応。
4基のマイクとAIノイズ低減機能により、クリアな音声で通話が可能。マルチポイント接続に対応するほか、IP55の防塵・防滴仕様も備えた。
実機を聴いてみた
発売に先駆けて、短時間ながら実機を試聴した。耳穴に入れないインナーイヤー型のため、耳への圧迫感はほとんどない。またイヤーウィングがあることでズレにくく、首を振る程度ではイヤフォンが耳から外れない安定感だった。
iPhone 16 Proとペアリングして、Apple Musicで「米津玄師/IRIS OUT」や「サカナクション/新宝島」などを聴いてみた。SoundcoreのLibertyシリーズといえば迫力ある低音が特徴で、Liberty Budsもインナーイヤー型のなかでは量感ある低音を奏でてくれる。特にIRIS OUTは思わず体を動かしたくなるような低音の鳴りっぷり。
ほかのLibertyシリーズが採用しているカナル型と比べると、インナーイヤー型は低音が抜けるため、他モデルのように身体の芯にズシンと響く低音は味わえない。ただ筆者のように「普通のLibertyシリーズは低音がキツすぎる」と感じている人には、ちょうどいいバランスに感じられるかもしれない。
ANCについては、比較的静かな室内で試してみると、真横に置いてある空気清浄機の駆動音はかなり抑えられる。キーボードのタイプ音は、低音成分がマスクされるものの、カチャカチャといった高音部分は変わらず耳に届いてくる印象だった。









