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エスカート、天井やコーナーの音だまりを防ぐ音響チューブ。高さ2.4m
2026年4月9日 14:34
エスカートは、arteカラム・シリーズの新製品として、円柱型音響チューブ「カラム・スタック」を発売した。価格は214,500円。ダークブラウン、アイボリー、ブラックの3色をラインナップする。
手軽な設置と細かな調整で大きな音質改善が得られるとして展開してきたarteカラム・シリーズの第3弾製品。デスクトップ・カラム、カラム・フロアコントローラーに続く新モデルで、名称の通りカラムを2段重ねにできる構造を採用したのが特徴。
一般的な約2.4mの天井高を持つ部屋では、楽器やスピーカーから放射された音が壁面や天井面に届いて反射波となるため、天井近くの壁面処理も音質面で重要になる。
エスカートでは長年にわたり音響空間における反射音のコントロールを研究してきた。従来のカラム1本による1.2m高までの壁面処理でも、音のクリアさやサウンドステージの広がりに効果が得られていたが、高さを2倍にした試聴実験ではそれ以上の効果を確認したという。
特に部屋の4隅コーナーの天井付近では、天井面と2つの側壁による3面の影響で「音だまり」が発生し、音の混濁の原因になっていた。カラム・スタックは、そうした問題の解消を狙って投入するモデルと位置付けている。
構造面では、円柱状ボディの前面を拡散面(DIFFUSION)、背面を吸音面(ABSORPTION)とした複合仕様を採用。前面側ではエネルギーを損なわずに反射音を拡散処理し、背面側ではコーナー部で混濁した反射音を効率的に吸収する。
自立式の円柱型音響チューブとして、部屋のコーナー部分に設置することで、再生音への悪影響を抑え、よりクリアな音場を実現する。
設置場所は、フロントコーナー、リアコーナー、リスニングポイントセンター、サイド一次反射面などが効果的としている。コーナーや天井付近の混濁した音を抑え、ぼやけていた音像を明瞭にし、空間表現やサウンドステージの再現性を高める。
外形寸法は、カラム・スタック本体が215×2,400mm(直径×高さ)、重量は4.2kg。付属スタンドは445×18mm(直径×奥行き)で、重量は1.5kg。カラム・スタックは本体2本を連結して1本とする構成で、不意の接触や地震などの揺れに備え、安定感のある専用スタンドが付属する。





