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ゼンハイザー初のイヤカフ型イヤフォン。低音重視の大口径ドライバー
2026年6月18日 07:00
Sonova Consumer Hearing Japanは、ゼンハイザー初となるイヤカフ型の完全ワイヤレスイヤフォン「ACCENTUM Clip」を、8月に発売する。価格はオープンで、市場想定価格は35,200円前後。カラーはブラックとホワイトの2色を用意する。
「いつもの日常に、譲れない音色を」をスローガンに掲げたブランド初のイヤカフ型イヤフォン。サウンドを支えるドライバーには、12mm径のダイナミックドライバーを1基搭載する。
ゼンハイザーのイヤフォンでは7mm径ドライバーを採用しているものが多いが、「(イヤカフ型は)低域が足りなくなってしまうので、そういったところを解消するために、いつもよりもちょっと大きめのドライバーを採用して、オープン型だけど低域をしっかり伝えることを意識した」(ゼンハイザー担当者)とのこと。
音を耳に正確に届ける独自のジオメトリー設計と内部ダンピング構造を採用。不要な音の拡散を抑え、周囲への音漏れを最小限に抑制しながら、「芯のあるサウンド」を楽しめる。
なお、12mm径ドライバー自体はゼンハイザー自社開発ではないものの、音響設計などはゼンハイザー自ら行なっており、クリアな中高域と豊かな低音を実現したという。
BluetoothコーデックはSBC、AACに加え、LDACをサポートし、ハイレゾワイヤレス認証も取得。対応デバイスと組み合わせればハイレゾワイヤレスを楽しめる。Bluetooth 6.0準拠。
バッテリー駆動時間は最大36時間で、IP54の防滴・防塵仕様。片耳単体使用やタッチコントロール、マルチポイント接続、Google Fast Pairなどに対応。アプリは「Smart Control」に対応する。なお、イヤフォン左右の自動識別機能は非搭載で、イヤフォンにはL/Rの刻印があしらわれている。
実機を聴いてみた
短時間ながら実機に触れることができた。ACCENTUM Clipの装着感は“耳たぶを挟んでいる”というより、“耳にぶら下がっている”という感覚に近い。イヤフォン自体は競合製品と比べると、ややボテッとした大きめの印象だが、本体が軽量で、装着感も良いため、長時間でもストレスなく使えそうだ。
またイヤフォン自体が大きいので、ケースから取り出しやすく、耳から外すときも指がかかりやすいのは好印象だった。なお、イヤフォンはタッチ操作に対応するが、タッチに対応するエリアは装着時に耳の前側に来るゼンハイザーロゴがあるエリアのみ。
iPhone 16 ProとペアリングしてApple Musicを聴いてみると、低域のパワフルさに驚かされる。オープン型という特性上、イヤカフ型イヤフォンはどうしても低域が抜け気味で迫力不足に感じることが多いが、ACCENTUM Clipに関してはしっかりと楽曲のパワフルさを堪能できる。
そのほか女性ボーカルでも刺さり感やピーキーさはなく、自然な聴き心地。「いつもの日常に、譲れない音色を」のスローガンに沿った、ゼンハイザーらしい音作りに感じられた。










