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「ガラス振動板スピーカー」や小型フルデジタルアンプが聴ける!OTOTEN2026
2026年6月19日 21:08
オーディオ・ビジュアル関連の展示会「OTOTEN2026」が、有楽町にある東京国際フォーラムにて開幕した。会期は、6月19日(13時~19時/有料)、20日(10時~19時/無料)、21日(10時~17時/無料)の3日間。入場は事前登録制のため、Webサイトより希望日の来場事前登録が必要となる。
本稿では、地下一階のロビーギャラリー展示をレポートする。
日本電気硝子:ガラス振動板搭載スピーカーをデモ
日本電気硝子のブースでは、台湾のガラス加工メーカーGAIT(ゲイト)と共同開発した“ガラス振動板”搭載のイヤフォンやBluetoothスピーカーなどが展示されている。
注目は、先日発売されたばかりのGAITスピーカー「GlaXfi BSP-24」(ペア39万円)のデモ。現状、家電量販店などでは販売されていないモデルのため、その音質を体感できる貴重な機会だという。
BSP-24は、ツイーターとウーファーの双方にSonarion振動板を搭載した、ガラス振動板ブックシェルフスピーカー。厚さ約50μmの25mmドーム型ツイーターによるクリアな高音、そして165mm径ウーファーが生み出す力強さと繊細な中低音が楽しめる。
なお、会場では割引クーポンコードが配布されており、Amazonでクーポンコードを入力すると割引価格で購入することができる。
ガラス振動板を採用した製品は、GAIT以外にも、SIVGA(Que UTG)、水月雨(MOONDROP 蘭 II)、Feastrex(NF-5Ge/NF-5G)などがあり、今月下旬には、初のガラス振動板TWS「KENWOOD GLASS Core Pro/GLASS Core」が発売予定だ。
CRI・ミドルウェア:今年は音出し実演!「次世代HiFiアンプ」
ハードウェアとソフトウェアの中間で、ハードウェアやOSごとの違いを吸収してアプリケーションの動作を支える“ミドルウェア”を提供する、CRI・ミドルウェア。
ブースでは、ゲーミング向けのミドルウェアを使いヘッドフォンで立体音響を実現するソリューションや、自分の歌声をリアルタイムに信号処理して魅力的な歌声にするソリューションなどが展示されている。
注目は、フルデジタル方式と省電力に優れるGaN FETを組み合わせた「次世代HiFiアンプ」。1年前のOTOTEN 2025では試作基板の披露のみだったが、今年はこのアンプにUSB-C端子で電源を供給し、実際にスピーカーを駆動させるデモを披露している。
基板は手でつまめるほどのサイズで、縦横およそ4cm。後段のコネクターは備え付けのスピーカーターミナルまで伸びており、そこからスピーカーケーブルでKEF「LS50 Meta」に接続されていた。
アナログアンプとデジタルアンプの聴き比べをさせてもらったが、用意されたアナログアンプは音が鈍り、ボリュームも明らかに足りない印象。一方、新開発のデジタルアンプで鳴らすと、一音一音がクリアで、しかもユニットがビリつくほどの高い出力が実現できていた。ワッテージも2~5W程度に抑えられており、省エネ性能の高さも魅力だと説明していた。
鹿島建設:クラファン9.2億円を集めた「OPSODIS 1」
鹿島建設のブースでは、2025年のクラウドファンディングで9.2億円の支援金額を獲得し、今年3月からは一般販売もスタートした立体音響スピーカー「OPSODIS 1」のデモが体験できる。
OPSODIS 1は、1台で360度の自然な立体音場を実現する音響技術「OPSODIS」を採用した卓上型小型スピーカー。従来のスピーカーとは一線を画す、臨場感あふれるサウンド体験が楽しめるのが特徴だ。
旭化成エレクトロニクス:新オペアンプ「AK4911」を国内初デモ
高音質オーディオ製品向けに、様々なICを提供している旭化成エレクトロニクス。ブースでは、先日開発発表されたばかりのオペアンプ「AK4911」によるヘッドフォン試聴デモが行なわれている。AK4911の試聴デモは国内初となる。
ほかにも、同社のフラッグシップDACチップ「AK4499EX」を使ったヘッドフォン試聴デモも体験できる。
コルグ:動画配信「Live Extreme」で5.1.4チャンネル体験
コルグのブースでは、同社が展開する業界最高音質のインターネット動画配信システム「Live Extreme」を使った5.1.4chサラウンドシステムの試聴デモが楽しめる。
コルグは昨年、Live Extremeの次期バージョンをリリース。従来の4K/HDR/ハイレゾ/Dolby Atmos/AURO-3D/MPEG-H 3D Audio対応に加え、AURO-3Dの次世代コーデックであるAuro-Cxのライブ配信機能、および「Auro-Headphones」によるバイノーラル・エンコーディング機能に対応した。
なお、6月20日・21日のホールD5で行なわれるイベント・セミナーは、コルグのLive Extremeでライブ配信(2ch 48kHz/24bit、2ch 96kHz/24bit)される。
InnoTech:MIATONEブランドのイヤフォンやスピーカーを展示
LACOSTEやGUESS、TUMIなどのブランドを冠したスマホケースを展開するInnoTech。ブースでは自社ブランド「MIATONE」のイヤフォンやスピーカーを展示している。
注目は、リップスティックをモチーフにした完全ワイヤレスイヤフォン「Lunisse」。ポーチやバッグにも自然に馴染む“持ち歩きたくなるイヤフォン”をコンセプトに開発されたモデルだそうで、現在はロフトやハンズの一部店舗で販売中。
ほかにも、マグネット式ポータブルワイヤレススピーカー「MagBoom Mini」やオーバーイヤー型のハイブリッドANCワイヤレスヘッドフォン「Seattle」などを披露している。
SYNIC:サウンドバーとサブウーファーの無線伝送を実現
1998年に台湾で設立したSYNCOMM Technologyは、ファブレスのICカンパニー。5.2GHz帯を使った独自の無線技術「SYNIC(シニック)」を持っており、低遅延かつハイレゾマルチch伝送が可能で、通信の途切れにくさも同社技術の強みだという。
説明員によれば、国内で販売されている「サウンドバー製品」のほとんどにこのSYNIC技術が入っており、「サウンドバーとサブウーファーの無線伝送を実現してるのがSYNIC。国内で販売されている製品で言えば、ヤマハ以外のメーカーで採用されていて、シェアは9割に及ぶ」という。
今後はこの技術を応用し、ゲーミング向けの製品や遅延に厳しいワイヤレス楽器の分野に売り込みを図りたい、とのことだった




















