エプソン、XGA解像度で世界最小のデータ用HTPSパネル
-0.55型。小型/高輝度プロジェクタを実現
セイコーエプソン株式会社は、3LCD方式のデータプロジェクタ用高温ポリシリコンTFT液晶パネル(HTPS)「L3P05X-91G00」の量産を開始した。
新パネルは、1,024×768ドットのXGA解像度のプロジェクタ用のHTPS液晶パネルとして、世界最小という0.55型に小型化しながら、従来の0.63型と同等の開口率73%(0.63型は75%)を実現している。
プロセス技術はD7で、画素ピッチは11μm。また、高耐光性液晶材料を採用し、有機配向膜採用パネルでの高輝度化を実現したことで、プロジェクタでの輝度2,000~2,600ルーメンを可能とした。新パネルにより、小型で高輝度なプロジェクタを実現可能としている。
(2009年 6月 25日)
[AV Watch編集部 臼田勤哉]