パナソニック、4/3型センサー搭載業務用ビデオカメラ

-マイクロフォーサーズのAVCCAM「AG-AF100」


4月12日発表


 パナソニックは、業務用AVCHDビデオカメラ「AVCCAM(エーヴィシーカム)」シリーズの新製品で、世界で初めてマイクロフォーサーズMOSイメージセンサーを搭載した「AG-AF100」を4月12日より発売する。2010年末の発売を予定している。

 4/3型のイメージセンサーを採用し、「35mm映画フィルムキャメラ同様の被写界深度と画角を低コストで実現する」というレンズ交換式業務用ビデオカメラ。1080/24pネイティブ撮影や、可変フレームレート(VCR)に対応。業務用音声入力を装備し、SDHC/SDXCメモリーカードスロットを2基装備する。

 交換式レンズマウントを装備することで、単焦点レンズやプライムレンズなど、スチルカメラからの幅広いレンズラインナップを利用できる。記録モードはAVCHDで最高のPHモード(最高24Mbps)で、1080/60i、50i、25p、24p(ネイティブ)と、720/60p、50p、30p、25p、24p(ネイティブ)の各信号記録が可能となっている。

 HD-SDI出力やHDMI、タイムコード記録、内蔵マイク、USB 2.0などを標準装備。+48Vのファントム電源対応のXLR入力×2も備えており、48kHz/16bit記録のリニアPCM/ドルビーデジタル録音に対応する。AG-AF100は4月12日から15日まで米国ラスベガスで開催される「2010 NABショー」に参考展示される。


(2010年 4月 12日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]