BIGLOBE、3D非対応PCで観られる裸眼3D動画配信

-平行法/交差法/ミラー法で立体視可能。無料


配信ページ

 NECビッグローブは18日、動画配信サービス「BIGLOBEストリーム」において、裸眼立体視が可能な映像配信ページを開設。21本の3Dコンテンツ配信を開始した。3D非対応パソコンで視聴できるサービスで、利用は無料。BIGLOBEストリームに登録することで視聴可能。

 3D動画配信ページは、BIGLOBEストリームの「趣味」カテゴリ内にある「≪3D体験≫あなたのパソコンは3D」。立体視の方法は「平行法」、「交差法」、「ミラー法」の3種類で、いずれも3D対応ディスプレイやメガネを使わないもの。対応コンテンツとして、ポリゴンのアニメーションや実写映像など7本×3方式をスタート時に用意している。コンテンツは順次追加され、60本(20本×3方式)となる予定。

 配信映像は、左右の眼に見せる映像を横に2つ並べたもので、3つの方式から選んで視聴する。

 「平行法」は、遠くを見たままで視野に画像を入れ、そこから視点を動かして像を重ねて観るという方法で、道具無しで行なえるが、「できない方も多い」という。

 「交差法」は“寄り目”をしながら映像を観て、力加減を調整しつつ映像を重ね合わせ、ピントを合わせるという方法。難易度は「若干、難しい」としており、映像の体感サイズは小さいが、立体感は強いという。

 ほとんどの利用者が立体的に視聴できるという「ミラー法」は鏡を使ったもので、大きな平面鏡を2つの映像の間に立てて映像を観る。右目で右の映像を、左目で鏡越しに右の映像(実際は鏡に映った左の映像)を観て、それぞれが重なるように鏡の位置や角度を調整。クセのない立体感が得られるという。

 各方法の詳細は、配信ページで説明。ミラー法については動画での説明も行なっている。3Dコンテンツの配信はストリーミング形式で、動画フォーマットはWMV。サービス開始時点のコンテンツは下記の通り。

アニメ「キャラディのジョークな毎日」
「夏の夜の出来事」
「PAPAN GA PANDA! パパンがパンダ!」
「TanpoDori&DamaPiyo」
実写花壇
車載カメラ1
車載カメラ2


(2010年 11月 18日)

[AV Watch編集部 中林暁]