PCのアナログRGB出力が2015年までで終了へ
-Intel、AMD、Dellなどが表明。DVIも終息へ
IntelやAMD、DellなどのPC関連メーカーは8日(米国時間)、アナログディスプレイ出力を2015年までに終了する方針を共同で発表した。
アナログRGB出力(VGA/D-Sub 15ピン)やノートPCの内部接続に使われるLVDSを段階的に終了し、HDMIやDisplayPortに切り替えていく。
Intelでは、同社のプロセッサやチップセットにおけるLVDS対応を2013年で終了、2015年にVGAを終了する。AMDも同様にLVDSを2013年にほとんどの製品でのサポートを終了、VGAも2013年から段階的に終了し、2015年には完全に撤廃する予定。DVIも同様にサポートを終了する。
PCメーカーでは、Dell、Lenovoらがこの方針への賛同を表明。パネルメーカーでも、Samsung ElectronicsやLG Displayらが賛同しており、すでにノートPCの内部接続をDisplayPortに切り替え始めている。
(2010年 12月 9日)
[AV Watch編集部 臼田勤哉]