KDDI、「auひかり」用にDLNA対応のSTBをレンタル開始
-USB HDD録画対応。番組を他の部屋でも視聴可能に
ST1100Rと付属リモコン |
KDDIは、光ファイバーサービス「auひかり」の多チャンネル放送やVODが利用できるSTBの新製品「ST1100R」を6月1日より提供開始する。レンタル料金は月額525円。なお、VODなどのサービスは別料金だが、STBレンタルの525円には、「LISMO Video Store」のVODを1本無料で視聴する権利も含まれている。
「ST1100R」は、「auひかり」で提供している「auひかり ビデオ・チャンネルサービス」の多チャンネル放送や、「LISMO Video Store」、NHKオンデマンドの視聴に対応したSTB。別売USB HDDを接続することで、auひかりの多チャンネル放送番組を録画できる。1TBのUSB HDDに録画する場合、録画可能な時間は、HD画質の番組が約234時間、SD画質の番組は約673時間となる。なお、一部の番組は録画対象外となっている。
新たにホームネットワーク機能も搭載し、STBで録画した番組を、LAN内にあるパソコンや、他の部屋のDLNA対応テレビなどで視聴できるようになった。また、録画番組をDLNA対応HDDなどにムーブすることも可能。
そのほか、リモコンの「オススメ」キーから、1カ月分のおすすめ番組をチェックすることが可能。最長1カ月先の番組まで録画予約が可能となっている。リモコンにはロックキーも備え、視聴年齢制限のロックと解除が簡単に行なえる。
出力端子はHDMI×1、コンポジット×1、アナログ音声×1。USB 2.0とEthernetを各1系統備える。縦置き/横置きの両方に対応し、縦置き時の外形寸法は約27×128×150mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約250g。
なお、番組視聴などには別途auひかりの契約が必要。6月1日~7月31日の期間には、人気の37チャンネルを組み込んだ「ベーシックチャンネルパック」の月額利用料(1,539円)が最大2カ月間無料となるキャンペーンも実施。「auひかり ビデオ・チャンネルサービス」に契約し、期間内に対象サービスに申し込むと適用される。
横置き時 | 背面の端子部 | リモコン。「オススメ」や「ロック」キーも備える |
(2011年 4月 22日)
[AV Watch編集部 中林暁]