PSPの世界累計売上台数が7,000万台を突破。SCE発表

-初代発売から約6年半。ソフトは2億9,800万本


PSP-3000

 ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は7日、プレイステーション・ポータブル(PSP)の全世界累計売上台数が4月27日時点で7,000万台を達成したと発表した。

 初代PSP「PSP-1000」は、2004年12月12日に日本国内で発売開始。2005年には北米やアジア、欧州などでも販売を開始した。ゲームだけでなく、動画や音楽の再生も可能で、無線LANや大型液晶を活かしたAV機能やコミュニケーションも、モデルチェンジやファームウェアアップデートで順次強化されてきた。

 2007年発売の「PSP-2000」では軽量/薄型化とともに、Skypeによる通信機能やビデオ出力、別売のワンセグチューナによるワンセグ番組視聴に対応。さらに、2008年10月には液晶ディスプレイを高画質化し、マイクも内蔵した「PSP-3000」を、2009年にはネットワーク専用端末の「PSP go」を発売(2011年4月出荷終了)した。PSP全体の累計販売台数は、2009年1月に5,000万台、2010年6月に6,200万台を突破していた。

 PSP用ゲームソフトは、累計3,200以上のUMDタイトルが発売され、売上累計は約2億9,800万本。Playstation Storeを利用したネットワークによるゲームのダウンロード配信作品数は、全世界で延べ2,180以上。映像コンテンツなどのダウンロードも行なわれている。



(2011年 6月 7日)

[AV Watch編集部 中林暁]