アイ・オー、テレビ背面取付けキット付属の薄型USB HDD

-「カクうす」の500GBと1TB。取付けキット単品も


小型HDDと、テレビへの取り付けキットがセット

 アイ・オー・データ機器は、テレビ録画にも対応する2.5型ポータブルHDD「カクうす」の新製品として、テレビの背面に装着できるキットを付属したセットモデルを8月中旬より発売する。

 容量が500GBと1TBの2モデルを用意するほか、取付キット単品の「HD-2.5TVKIT」も同じく8月中旬に発売する。価格は下表の通り。


製品型番容量価格
USB HDD
+取付キット
HDPC-AU500/T500GB12,075円
HDPC-AU1.0/T1TB17,640円
取付キット単品HD-2.5TVKIT-2,205円

 

テレビ背面への装着イメージ

 「HDPC-AU500/T」と「PC-AU1.0/T」は、薄型のUSB HDD本体に、薄型テレビへの取付けキットを付属したモデル。録画用HDDとして利用した場合に設置スペースをとらず、テレビの外観も損ねないとしている。東芝のREGZA、シャープのAQUOS、ソニーBRAVIAのUSB HDD録画対応モデルに装着可能で、対応機種の詳細はアイ・オーのサイトで案内している。

 取付キット単体の「HD-2.5TVKIT」は、既発売のカクうすHDD「HDPC-AUシリーズ」を収納して、対応テレビの背面に装着可能。

 いずれも、工具不要でテレビに取付けられる、大きさの違う3種類の手回しネジが付属。緩み防止のワッシャーも付いている。HDDホルダー部はプラスチック製/ラウンド形状で、テレビを傷つけにくく、ケガをしにくいという。内部にスポンジクッションも備え、HDD本体にも傷をつけにくいとしている。

 HDPC-AU500/TとPC-AU1.0/TのHDD本体は、薄さ14mmのスリムさと、160gの軽さが特徴。3.5型HDD「HDCR-Uシリーズ」に比べて、約1/3の消費電力で動作する。外形寸法と重量は、HDDが約75×14×112mm(幅×奥行き×高さ)、ホルダーが約91×49×118mm(同)。



(2011年 7月 27日)

[AV Watch編集部 中林暁]